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心理学科 2018年05月の記事一覧

心理学科


 みなさんこんにちは!心理学科教員の渡邊です。

 

 心理学科・アニマルセラピーコース春の施設見学会・第二弾として、京都府亀岡市にあります『関西盲導犬協会』さんにお邪魔してきました。当日はお天気にもめぐまれ、新緑の美しい山間に施設はありますので、通り抜ける風がとても気持ちが良かったです。

 

 メニューとしましては、、、、、、、

・視覚に障害のある方の見ておられる世界を知るDVDを使っての説明

・盲導犬候補犬たちの訓練の様子

・候補犬たちの暮らす施設の見学

・盲導犬ユーザーの方のお話

・ボランティアさん、スタッフさん、ワンコたちとのふれあいの時間

 

 が大まかなところです。

 

 私は今回で2回目の訪問ですが、前回にはなかった学びや気づきがありました。その中で一つ挙げるとするならば、候補犬たちがトレー二ングを本当に楽しみにしているんだな、ということでした。

 盲導犬などの補助犬と呼ばれる犬たちは「人間の都合で訓練されてかわいそう。」とか「無理矢理やらされてるんじゃないのか。」というような見方をされることが、いまだに少なくはないと思います。私も少し前まではそういう気持ちがなくはありませんでした。

 

 ただ今回改めて犬の様子を見せていただき、生き生きとした眼をしてトレーニングに参加している犬たちを目の当たりにして、そのような思いは完全に吹き飛びました。そういうふうに犬を【導き盛り上げている】スタッフの方々の技術や姿勢が本当に素晴らしいと感じました。

 

 これもそれもあれも、やはり現場に行って直に体験してみないと分からないことがたくさんあります。これからも“現場主義”の姿勢を貫いていきたいと思います。

 

 私以上に、現場の様子をお伝えすることができるのは学生たちの感想です。それを以下に、当日の写真と併せてご紹介したいと思います。

 

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 自分の盲導犬に対する印象は、いつも仕事モードで大変だろうなと思っていました。

 でも、職員の方の話を聞いてユーザーの方が動いたり指示を出したりするまでは待っている時間の方が長いからお昼寝が好きな犬が向いているんだと思いました。

 犬達も仕事としてではあるけど、人間に褒められたいとかそういう気持ちでしていると思うと人と犬との絆みたいなものを感じました。

 訓練中の犬達と遊んだりしましたが、はしゃいでいても急に落ち着いたりするのを見て自分で考えて行動してるんだなと思いました。

 盲導犬に対しての見方が変わった1日でした。

 ありがとうございました。

《1年生・Oさん》

 

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 今回の関西盲導犬協会では犬のことについてだけでなく視覚障がいを持つ方の話を実際に聞けたりして、盲導犬は人と2人3脚で深い繋がりがあることを学ぶことが出来ました。

 私が特に印象に残ったのは訓練中の犬です。

 災害救助犬とはまた違い、犬が通れそうでも人が通れないところには行かない。

 これは訓練されているからこそ出来ることであって、とてもすごいことだと感銘を受けました。

 また、盲導犬にはパピーウォーカーなどの様々なボランティアの存在も欠かせないということが分かりました。

 私も力になれるように少しでも知識を増やして色々なことに取り組んでいきたいです。

《1年生・溝川万里未さん》

 

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 盲導犬は、職員の方とユーザーの方だけでなくボランティアの方の協力も必要で、よくテレビなどで見かけるパピーウォーカーだけでなくリタイア犬を引き取ったり繁殖を手伝うなど今まで知らなかったようなボランティアとしての協力の方法があったんだなと思いました。

《1年生・Kさん》

 

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 弱視の方が視ている世界を体験しましたが、少し視える部分があっても思ってた以上に怖いと感じました。

 

 盲導犬については、『クイールの一生』を観たことがあったので、大体のことは知っていました。しかし、初めて知ることも多く、とても勉強になりました。

 犬の動きで周りの状況を把握するようですが、私は、「犬が進んでいるから大丈夫·止まっているからここが危ない」というぐらいの認識でした。それに加え、「犬が階段を一段上がっているのがハーネス を通じて伝わっているのが分かるから、上り階段だ」と分かるそうで、ハーネスが持ち手だけの役割だと思っていた私は驚き、感動しました。

 トイレも合図をしたら、トイレをすることも驚きでした。

 

 盲導犬の訓練を観させて頂きましたが、中でもなるほど!と思ったのは、「待て」の訓練です。リードをつけて待たせた時に、リードを引っ張って手応えがある状態で待てていたら、指示がちゃんと通っている証拠だというのを聞いた時は、そういう方法もあるのか!と勉強になりました。盲導犬には、〝視えなくても分かる方法〟が必要だと訓練されていたスタッフさんがおっしゃっているのを聞き、それが訓練するにあたり当たり前のことですが、その感覚を忘れている自分に気づけました。普段学校でトレーニングのレッスンを受けていますが、そういった感覚を持つことも大切だなと思いました。

 

 盲導犬ユーザーの方のお話では、盲導犬のお話だけでなく、視えなくても生活できることを教えて頂きました。中でも印象に残っているのは、工夫を考えることで情報を得る方法は沢山できるということです。また、実際に盲導犬と歩いているところを観させて頂き、思っている以上に盲導犬とコミュニケーションを取りながら動いていたのには驚きました。

 観たビデオでも、ユーザーさんのお話でも、出てきた話題は、盲導犬同伴拒否が未だにあるということ。理解ある社会になるには、何が必要なのか、どうすべきなのか考えさせられました。

 

 お話が終わってから、ボランティアさんに連れられて来た盲導犬たちを観ました。どれだけ触られたり、小さい子供が枕のように上に乗っていたりしても、じーっとしている姿は本当に感心しました。

 

 帰りに私は、梅田をぶらぶら歩いていたのですが、梅田あのでかい橋を歩いていた時に、タイムリーなことに盲導犬を連れて歩いてる方を見かけました。休日で人が溢れている中、ぶつからずに一定のスピードで落ち着いて歩いている姿を見て、前より一層盲導犬の凄さを実感しました。

 

 これからも、様々な活躍をしている、犬や犬以外の動物も知っていきたいと思いました。

《3年生・Aさん》

 

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2018/5/26

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