保健師コース学生が茨木市住民の方に健康教育を行いました

 今年度の公衆衛生看護学実習は、茨木市と枚方市に行っています。茨木市では、身近な相談場所として、東・西・南に地区保健福祉センターがあり、地域の住民に対しての出前講座を行っています。今回は東保健福祉センターの出前講座で、学生が高齢者の方に【介護予防は血圧を「知る」、「コントロールする」こと】をテーマに健康教育を行いました。学生は、どうしたら住民さんが興味をもって話を聞いてくれるのかを考え、模造紙や段ボールなどを使って血管のモデルを作り、塩分を摂取した時に血管に起こる変化や、正しい家庭血圧の測定方法について説明しました。
 保健師さんに指導していただき、枚方市に行っている学生の協力も得て、健康教育の流れが完成、何度もデモンストレーションを繰り返し、本番を迎えました。住民の方からは、「モデルで説明してもらったので、高血圧のしくみがよくわかった」「正しい血圧測定の仕方がわかった」との感想をいただきました。学生は「準備は大変だったけど、頑張ってよかった。次はこんな工夫をしたい。」と話しています。