2023年度産学連携企画 大阪青年会議所×日本文化学科

Action1.企業の「ダイバーシティ経営」について学生目線から提案!!

日本文化学科では、今年度の「問題発見・解決セミナー」で、〈大阪青年会議所〉とコラボして、企業の「ダイバーシティ経営」をどのように進めていくか、というテーマに取り組みました。
「ダイバーシティ経営」とは、男/女、老/若、しょうがい者/非しょうがい者など、立場の違いを取り払い、様々な立場の人たちに目を向けた経営を行っていくという、今注目されている新しい経営のあり方です。〈大阪青年会議所〉のスタッフからは「女子大学生ならではの視点から、頭の固くなった大人たちには思いつけない提案をどんどん行ってください」と言われました。
〈大阪青年会議所〉から示された課題は次の3つ、
①ダイバーシティ経営を実践するために、経営者がまずやるべきことは?
②ダイバーシティ経営を実践するために、従業員がまずやるべきことは?
③採用活動を含む企業価値の発信において、皆様が考える効果的な取り組みとは?
 まず「ダイバーシティ経営」について〈大阪青年会議所〉のスタッフの方からレクチャーを受けた後、学生たちだけでグループワークを行い、①~③の課題について〈大阪青年会議所〉のスタッフに向けた予備プレゼンを行い、その後でスタッフの方々が各グループに加わり予備プレゼンを踏まえて徹底討議、その結果をもとに各グループが作り上げた最終プレゼンを、7月20日に〈大阪青年会議所〉所属の企業の経営者の皆さんに向けて行いました。
 
経営者の皆さんに向けて最終プレゼン!!


 
      
 その後、プレゼンを見てくださった企業の経営者の皆さんが、各グループに分かれてグループワークに参加し、経営者と女子大学生の立場を超えて熱く討議を行いました。
 
経営者の皆さんと熱くグループワーク!!




 
 普段の授業などでは企業経営について考えることなどあまりない学生たちですが、自分の家族の体験やバイト先での体験などを元に、①~③の課題について積極的に提案、〈大阪青年会議所〉のスタッフの方々から「こちらがドキッとする提案」や「なるほどなと思わせる提案」が数多く寄せられた、と感謝の言葉をいただきました。