【管理栄養学科】3月24日オープンキャンパス♪

沢山の参加者の皆様、並びに保護者の皆様、お寒い中、オープンキャンパスにお越し頂きありがとうございました!
3月24日のオープンキャンパススタッフ、管理栄養学科2年生の森永、山之内がブログを書かせていただきます。

今回のミニ授業は、基礎栄養学の田渕先生による「緑茶の健康効果」でした。
今回の授業では参加者の皆さんと緑茶の成分である「カテキン」にどのような効果があるのかを学びました。
 
 
紫外線・大気汚染・過度な運動やストレスによって体内に「活性酸素」と呼ばれる物質が作られます。健康な人においては、活性酸素は体内の「抗酸化酵素」によって処理されます。しかし、活性酸素を処理できないと、がん・高血圧症などを様々な病気の原因になると考えられています。
身近な食品にも活性酸素を処理できる成分が含まれており、実験では実際に食品に抗酸化作用があるのか緑茶・紅茶・レモンを用いて比較しました。
抗酸化作用がある場合、ヨウ素(茶色)が抗酸化作用(還元作用)をもつ食品成分に還元されると、ヨウ化物イオンになり無色になります。
 
 
実験の結果、緑茶を加えるとヨウ素液が透明に変化したことから、最も抗酸化作用があるとご理解頂けたと思います。
 

最後に、田渕先生がスーパーなどに売っている「キレートレモン」をわずか1滴だけヨウ素液に入れてみたらどうなるのか実験したら…すると、一瞬で透明に!!
キレートレモンには、レモンと沢山のビタミンC・クエン酸が入っており、どちらも抗酸化作用があるため透明になりました。  

実際に皆様に実験して頂いて、普段私たちがどのような雰囲気で実験をしているのか、そして、どのようなことを学んでいるのかをお分かり頂けたと思います。

本日のオープンキャンパスに来ていただき、本当にありがとうございました!
皆様、管理栄養学科で一緒に学びませんか?
またのお越しをお待ちしております(^▽^)/