京都研修2024報告(初日)

2024年4月20日(土)晴れ。

毎年恒例、日本文化学科新入生のための京都研修、初日です。
皆様おなじみのスクールバスで、お出かけします。


 
高速道路を走り抜け、河鹿鳴く由良川をさかのぼって、
本日の目的地、「美山(みやま)かやぶきの里」に到着です。
ちなみに、河鹿とは清流にすむ河鹿蛙(かじかがえる)のことで、
鳴き声の美しいことで知られています。
 


 まずは記念撮影。
ここは山々と川の流れに挟まれた、自然の恵み豊かな土地です。
 

 
みどり萌え出づる春の野山に、懐かしの赤ポスト。
燕(つばめ)の飛び交う姿に心もなごみます。
 

 
京都研修初日の学習テーマは、衣食住の「住」です。
 

 
美山民俗資料館にて、茅葺(かやぶき)家屋での生活について、
お話を伺いました。
この日の美山は最高気温25℃。
かやぶきの家の最大の利点である夏の涼しさを、
私たちも体感することができました。
 


田畑で働く牛をとても大切にしていて、
主屋(おもや)のなかで牛を飼っていたこと。
(写真は、厩(うまや)を皆で見学しているところ。)
 


屋根のふきかえには大変な手間がかかることなど、
厳しい自然と共にある農村の豊かな暮らしを
垣間見ることができました。
 

 
由良川のほとりの広々とした宿に、
木のぬくもりを感じます。
 

 
素晴らしい吹き抜け!
窓外の緑も目に鮮やかです。
 
お待ちかねの夕食は、盛りだくさんのメニューです。
いろんなものを、ひとくちずつ。
目にも嬉しいごちそうでした。