食文化・長野めぐり①

みなさま
こんにちは、関野です。
長野県伊那市にある「かんてんぱぱガーデン」を拝見し、帰りにいろんな所を巡りました。

1)伊那
(株)伊那食品工業の方に毎年寒天などの講義をしていただいています。
(2015/7/6食文化学科ブログ参照)。
講義にでてくる「かんてんぱぱガーデン」を拝見に行ってきました。




この場所は3万坪の敷地で、赤松がたくさん自生し、
働く人・地域の人・訪問する人が安心して憩える空間になっているそうです(ホームページより)。
また、ガーデン内にある地下水を無料で提供しているので
この日はたくさんの人々が車で大きなポリタンクに地下水を入れて
持ち帰って行きました。

その持ち帰りの量が半端な量ではなくビックリしました。
ショップには200種類以上の寒天ぱぱ製品があり、試食も頂きました。
ショップの横で健康づくりの催しがあり、老若男女がたくさん集まり
血圧から骨密度まで色々な測定をしていました。
長野県民の健康意識は高く男女とも日本一長生きで長寿の県です。
昼食は寒天レストランではじめて寒天麺を頂き、さっぱりした味でした。

2)駒ケ根

かんてんぱぱガーデンから16kmほど離れた養命酒駒ケ根工場に立ち寄りました。



中央アルプス空木岳のふもとに11万坪ほどの広さに工場がありました。
アルプスから流れる清らかな軟水、澄んだ空気が養命酒製造の原点だそうです。



養命酒の原酒はミリンでその中に14種類の生薬が漬け込んであり、
これらの生薬により滋養強壮の効能を持つとされています。
広いショップではその14種類の生薬が並べられていました。
また、この日は生薬庫が開放されていて香りの見学をしました。
養命酒は薬用酒で1602年に製造開始され徳川家康にも献上されたそうで、
日本初の商標と言われているそうです。


伊那寒天も養命酒も水が命で水資源を大切にし、
広大な土地所有で水の保護をしていました。



駒ヶ根はソースかつ丼が名物で夕食にいただきました。
キャベツの千切りがソースかつの下に一杯敷き詰められ、ご飯は少なめです。
千切りキャベツのシャキシャキ感と濃厚なソースが
ベストミックスで美味しくいただきました。
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次回につづきます。