食文化・アマゾン探検①

みなさま こんにちは、関野です。アマゾン探検について、2回シリーズでお伝えします。

春休みを利用してアマゾン川上流ペルー北東部イキトスに行きました。
イキトスは陸路では行けない「世界最大の町」と言われる所で、人口は33万人。
1900年代始めに天然ゴムブームが起き、人口が増えたそうです。
1910年代ゴムブームがマレーシアに移り、現在は木材の生産と観光、
アマゾンエコツーリズムが産業の柱になっています。
イキトスには水上生活者が多く小舟などが生活の交通手段です。


ペルーはアンデスのイメージが強くアマゾンのイメージがありませんでした。
アマゾン熱帯雨林の60%はブラジルで次が16%のペルーだそうです。
アマゾンの流域面積はオーストラリア大陸とほぼ同じです。
全世界の25%の水がアマゾンにあり、地球上で一番環境に影響を与える地域であることが分かりますネ。

1) アマゾンの食文化
ご存知のようにジャガイモ・トウモロコシ・唐辛子が中南米から全世界へ広がりました。
今もこれらは現地でたくさんの人々に美味しく食べられています。



バナナの葉で卵料理を包み蒸してありました。バナナの香りのする茶碗蒸しでした。



セビッチェで白身魚、白色トウモロコシ(手前)、パプリカ、香草をあえたマリネ料理で
ペルーの郷土料理です。左後ろにある飲み物がピスコサワーです。
これはペルーのカクテルで、ピスコ・卵の白身・ラム・シナモンを使った
スッキリさっぱりした味のお酒でした。



ヤシの木は世界で1700種類あり、アマゾンにはそのうち700種類が生えているそうです。
ヤシの実は水上生活者に収穫されてイキトスで売られます。彼らの重要な現金収入源です。

ピラニア釣りをしました、カラフルな魚です。住民はピラニアを食べないそうです。



ナマズなどが好みだそうです。観光客のピラニア釣りではピラニアの持ち帰りはOKですが、
他の魚はアマゾンに戻します。釣れたピラニアを揚げて、いただきました。
白身魚の味で美味しかったです、特に皮が美味でした。
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アマゾン探検は、次回に続きます。