食文化・ガラパゴス諸島①

みなさま、こんにちは。食文化学科の関野です。
2015年もよろしくお願いします。

冬休みにエクアドルの首都キトとガラパゴス諸島に行きました。
私は昔からダーウィンの進化論に興味があり、
ダーウィンフィンチなどダーウィンに影響を与えた生き物を実際に見たいなーと思っていました。

エクアドルは、スペイン語で赤道という意味だそうです。
首都キトは赤道上にある首都で標高2850mにあるため、年中春の気候で、
1日の中に4つの季節がありました。赤道上の国々は他にもありますが、
赤道直下がジャングル、山の中など簡単には行けない場所ばかりです。
しかし、エクアドルの赤道直下はキトからバスで1時間ほどの所にあり、
そこには赤道博物館がありました。

ここでは、赤道直下現象を色々体験させる理科実験があり、その一部を紹介します。
コリオリ(1835年仏科学者)の力が働く法則があります。
このコリオリの力の体験で実験用のシンクに、北半球側・南半球側・赤道直下で水を流しました。
赤道直下から2mほど離れた北半球側では、反時計回りに渦を巻き水が流れ落ち、
赤道直下から2mほど離れた南半球側では、時計回りに渦を巻き水が流れ落ちました。
赤道直下では、垂直の力が働き、水は真っ直ぐにストーンと落下し、渦を巻きません。



また、同様に垂直の力で生卵はクギの上に直立します。
面白い体験が色々できる屋外にある赤道博物館でした。

エクアドルはバラの花の産地で大きなバラ25本が1USドルで売られていました。
このバラが東京では1本が800円になるそうです。
2000年からエクアドルは自国の通貨をスクレからUSドルに切り替え、
自国の通貨を持っていません。コインだけ自国産のUSドルですが
他国ではこのコインは使用できません。この通貨USドル切り替え後、
各階層の所得が増え、国民全体が豊かになったそうです。
ナカナカ興味ある話題です、関心のある方はお調べください。
 

1) エクアドルの食文化

降水量が少ないため農業に不向きな山地などでは、米やトウモロコシ、
肥沃な海岸平野ではカカオ、コーヒー、サトウキビ、バナナなどのプランテーション農業で
商品作物を栽培しています。輸出に占める農産物の割合が5割を超えますが、
食糧は輸入しています。これも食文化演習に最適な題材ですネ。



トウモロコシとジャガイモで調理したスープです。
トウモロコシの色と香り、ジャガイモのまったり感で美味でした。



鶏肉のグリル焼きコリアンダーソース添えです。
色々な料理にコリアンダーが使われていて、香りの好きな私には最適でした。



パッションフルーツのムースで酸味が効き美味しかったです。
オシャレなお料理ばかりでした。
農業・漁業が盛んでコリアンダー、ジャガイモ、トウモロコシ、キャッサバ、バナナ、鶏肉、
ニジマス(日本が養殖技術を指導)を使った料理が一般庶民の食事だそうです。
 

2) 雲霧林ミンド



標高1600mの雲霧林エリアにあるミンドのロッジに行きました。
ここでは、400種ほどの野鳥がすむそうです。
その中で森の宝石と呼ばれるハチドリは14種ほどいます。
写真はロッジ付近で3羽のハチドリがホバリングしながら砂糖水の餌をとっている所で、
見えますか?ホバリングには、大きなエネルギーがいるため、
ハチドリは自分と同じ重さの蜜が毎日必要だそうです。
ここでは、餌付けされたハチドリは人に慣れていて、1m近くまで接近しても逃げません。
バードウオッチングに最適な場所でした。
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ガラパゴス諸島はシリーズとして、次回に続きます。