食文化・大阪府食品衛生行政に関する講演

こんにちは。林です。
11月26日の食文化演習IIで林ゼミでは、
大阪府食の安全推進課の戸田様にお越しいただき、
「大阪府における食品の安全に関する取組みについて」お話いただきました。



事例を交えたお話や意見交換会も行い、学生達は真剣に耳を傾け、
自分たちの意見を出し合いました。
以下は、学生達の感想の一部です。

「大阪府だけの食品衛生関連の条例があるのは何となく知っていたのですが、
どんな業務を行っているかは知らなかったので、知ることができてよかったです。
特にメールマガジンを配信しているということに驚きました。
いちいちホームページをチェックしなくてもメールで知らせてくれるというのは
良いことだと思いました。」

「私は、買い物をする際に、外国産であってもほとんどの食品が安全だと
わかっているのですが、どうしても国産を選びがちになっています。
何年後、何十年後にはこの考えではなく、日本に住む人ほとんどが
外国産の食品に抵抗を持たない暮らしになっているように変わっていることを
願います。」

「一番印象に残っている事は、異物混入です。製造過程や加工過程などによって、
異物混入の仕方は様々ですが、それに気づかずに食品を提供してしまっている
事が何より恐ろしいと思いました。このような事例がある限り、
100%安全な食を提供するのは難しい事ですが、衛生管理や安全確認などを
もっと徹底することで、少しは防ぐ事が出来るのではないかと思います。
又、消費者である私たちも、その異変に気付く事が大切だと思いました。」

「「食」はおいしいだけでなく衛生面も大切だと改めて感じました。
食は、健康につながりますが、命にも関わることなので一人一人が意識を持って
調理しなければならないと感じました。」

「一度生まれた不信感はなかなか消える事はないので、問題が起きた食品が
たとえ安全になったと言われても私は買って食べる事ができないだろうなと
思いました。また、食品を提供している国や地域のイメージが悪かった場合、
食品に対しての不信感も生まれてしまうのかもしれないなと思いました。
不信感を少しでもなくすことができ、安心や信頼を取り戻すことができたら
食品を買う時の地域や国を選ぶ選択肢が広がるのだろうなと思いました。」

戸田様、貴重なお話をありがとうございました。

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