食文化・モンゴル研修②

みなさま、こんにちは。食文化学科の関野です。
8月上旬に行った食文化研修モンゴルの第2弾をお送りします。
 

②モンゴルの旅生活

ウランバートルからツェンヘル温泉に車に揺られながら240kmの遠出をしました。
車窓から平原に羊、ヤギ、馬、ヤク牛、ラクダ、牛などの群れをあっちこっちで見ました。
また、あねはづるの一郡を見ました、この鶴は現在分かっている鳥類の中では最も高い
8000メートルもの高さを飛ぶ鳥だそうです。
今モンゴル高原で繁殖中です、寒くなるとヒマラヤ山脈を超えてインドへと渡りをし、越冬するそうです。





これは、モンゴルの伝統的な住居ゲルで現在はツーリスト・ゲルと呼ばれ、
私の泊まったゲル8です。
入口は必ず南東にあるそうで方角がよく分かり便利でした、
これも広大な土地に住む人々の知恵ですネ。

中にベッドと中央にストーブを兼ねた炉があり、夕方と早朝に薪を焚き、
暖を取るため火を入れに来てくれましたが、この季節でも寒く冬の服装のまま寝ました。
トイレとシャワーを別の場所で、夜は懐中電灯をもって行きます、自然一杯の環境です。
 

③モンゴルの高山植物

ツェンヘル温泉周辺は高山植物の宝庫でたくさんの花が咲いていました。その一部を紹介しましょう。


ワレモコウがたくさんの可憐な暗紅色穂状の花をつけていました。
この花を乾かし、煎じて下痢止めの薬に昔から使用しているそうです。


その他に、ナデシコ、瑠璃色玉あざみ、ノハラフウロ、
青色はマツムシソウ、踊子草などなど

モンゴルは超大国のロシア、中国に挟まれ国民は過酷な生活を昔は送っていました。
バイカル湖はモンゴル語で自然の湖の意味でかつてはモンゴルの領土だったそうです。
ロシア、中国の影響をあちこちに見ることができました。
日本とは相撲による交流が盛んになり、日本の中古車もたくさん走っていました。
道路がまだ未整備で過酷な自然に対応するには日本車が一番だそうです。

以上、モンゴル研修について、ご案内しました。いかがでしょうか?