食文化・麺ロード①

みなさま、こんにちは
食文化学科の関野です。長年の夢であった、中国麺ロード食文化研修に行ってきました。
これから2回にわたって、研修の様子をご紹介します。

青海省の4000年ほど前の遺跡から、麺の化石が発見され、
シルクロード(絹の道)は麺の道でもあったことが分かりました。
この食文化研修は各地域の民家や食堂を訪れ、
現地の方から麺づくりなどを学ぶ研修です。

1日目は蘭州で牛肉麺の麺作りを体験しました。
小麦粉ドウ(生地)の麺の塊を両手で引っ張っては折り曲げを繰り返し
細い麺にしていきます。これが見た目以上に難しかったです。
早速自分で作ったこの麺を頂きました。

一番驚いたのは、テーブルの上の急須の中身をお客さんが麺を食べる直前に
入れていたことです。私も食べるときに入れました、何と黒酢でした。
たっぷりの黒酢を入れていました。



牛肉麺のトッピング野菜は赤大根、人参、胡瓜、紫キャベツなどです。


2日目は敦煌まで寝台列車で移動です。



ロバ肉黄麺の発祥の店で麺作りを体験しました。
ロバ肉(下の写真左上)は敦煌の名産で高級品だそうです。
茶はそば茶と同じで麺を湯がいたゆで汁が茶としてでてきました。



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麺ロードは次回に続きます。