食文化・フランス研修

みなさま、こんにちは。食文化学科の関野です。
今、2年生27名とフランス研修(ヨーロッパ食文化学研修)でパリにきています。
関空からドバイまで11時間、ドバイからパリまで6時間強かけて到着でいささか疲れていましたが・・・

車窓で初めてパリを感じ、エッフェル塔で下車。
みんな空間配置が素晴らしい、エッフェル塔にウットリです!!疲れが吹っ飛びました。



パリ2日目ベルサイユ宮殿・装飾美術館・貴族の館見学です。
ベルサイユ宮殿・装飾美術館は、ガイドブックにまかせ貴族の館を紹介しましょう。
観光客はあまり行きませんが、食文化学科の研修にははずせない館です。

貴族の館ニッシム・ド・カモンド美術館はモイズ・ド・カモンド伯爵(1860-1935)の個人邸宅でした。
19世紀終わりの大ブルジョアの邸宅の雰囲気を残したまま大切に受け継がれ、
フランスらしい気品と近代的な快適さを兼ね備えた邸宅です。

食堂の横「陶磁器の小部屋」にはセーヴルの食器セットが飾られ、たくさんのお客様を迎えるように磨かれ待っていました。キッチンは総タイル張りで、臭いや物音を避けるため他の部屋から離されていました。



ここに、大きなカマド・オーブンなどがしっかり磨かれ輝いていました。
料理の出し入れの小窓から使用人10名の食卓が再現されているのが見学できます。
10個の使用人個人使用の小さな引出しが有り使用人も大切に扱われていたのが伝わりました。