第35回 書道選択生書作展

こんにちは
書道選択生の中原です。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

今日は、先月開催しました第35回書道選択生書作展のご報告をします。


今回の書作展は、ただ作品を書いて出品するだけではなく
裏打ちから額入れ、展示まで、すべて自分達で行っています。

 

作品は長い時間をかけて準備しますが・・・
裏打ちは初めてという人がほとんどで
表具屋さんに来て頂いて手順の説明を受けてから作業開始!



いざやってみると、刷毛でしっかり空気をぬいたり
しわにならないように気をつけたりと結構大変でした。



役割分担もしながら、少しでも手際よくの作業を目指しました。
作品として完成した時の喜びは大きものがあります。

 

今回私は、行書、楷書、かなの作品を出品しました。
楷書は、「九成宮醴泉銘」を臨書しました。



(楷書を学ぶ時の手本としてあげられるほど、筆使いの基本がつまった古典です)

 

書作展は、連日、多くの方が来場くだいました。





ご紹介した作品には・・・



細字で終始一貫気力の充実は大佳。欧陽詢の欧法もしっかりと出来ている。
気品がある。書き手の性格が文字に表れているような気がする。
根気がいるこれだけの量を完成させる集中力がすごい。
等のコメントをいただいて、とても貴重な時間となりました。

書作展は、これまで学んできた成果を多くの方に見て頂ける貴重な場です。
頂いたアドバイスをもとに、今後も作品制作に取り組みたいと思います。
 

ご来場くださり、ありがとうございました。

 
書道を志す、学科の1年生の皆さん。
一緒に練習できる日を楽しみにしています。