【日本文化創造学科フィールドワーク・京都御所編⑫】御常御殿に住んでみたい!

こんにちは、日本文化創造学科のカオルです。
今回の観光フィールドワークでは京都御所の中、「御常御殿」について詳しく調べさせて頂きました。

 

御常御殿とは天皇が常にいるところ、
その名の通り天皇の日常のお住まいとして使用されていた建物です。
平安時代以来その役目は「清涼殿」が担っていましたが、
天正17(1589)年に豊臣秀吉が紫宸殿を修復した際、「御常御殿」が独立して造られました。

 

「御常御殿」は、御所の中で最も大きく、屋根は入母屋桧皮葺、
中は日常生活が便利なように書院造になっています。



外観です。



廊下です。
中は入れません・・・。(・・;)

 

御寝の間、剣璽の間(天皇の印鑑である璽をおいている)等の全15部屋からなっています。
北側はプライベートな場所でしたが、南側は儀式や対面の場としても使われたようです。



南側です。
ここから上段、中段、下段の部屋となります。

これで御常御殿は終わりですが、各部屋の杉戸絵も見どころです。



興味を持たれた方はぜひ見学をお勧めします!では(^^)/


 

【日本文化創造学科フィールドワーク・京都御所編⑪】御学問所を担当しました