日本文化学科
2016.10.17
【日創フィールドワーク・宇治⑩】石塔の隣に立って遠くを眺めると
こんにちは。日本文化創造学科のオカモトです。
今回のフィールドワークでは、宇治に行ってまいりました。
宇治駅から平等院や源氏物語ミュージアムなど、
さまざまな場所を巡った中で、浮島の十三重石塔を訪れました。
私が調べたのは、その石塔や宇治橋の修造を行った、
「叡尊」という人物です。
建仁元年(1201年)に奈良の興福寺で生まれた叡尊は
真言密教を学びました。
しかし、真言宗を学ぶ中にも邪道に陥る多い者が多いのを見て、
守られなくなった戒律を守り、
慈善救済事業を行い、殺生を禁じました。
彼の晩年の大事業で、殺生禁止を世の中に示したのが
宇治橋の修造、宇治川での漁の禁止です。
供養をし、河中の浮島に十三重石塔を建てました。
石塔の下には漁師道具が埋まっています。
浮島から宇治川の流れと、遠くの宇治橋を眺めると、
感慨深いものがあります。
宇治には有名なところやおいしいスイーツがたくさんありますが
この浮島から眺める景色もきっと素敵だと思います。
ぜひ一度、足を運んでみてください。
今回のフィールドワークでは、宇治に行ってまいりました。
宇治駅から平等院や源氏物語ミュージアムなど、
さまざまな場所を巡った中で、浮島の十三重石塔を訪れました。
私が調べたのは、その石塔や宇治橋の修造を行った、
「叡尊」という人物です。
建仁元年(1201年)に奈良の興福寺で生まれた叡尊は
真言密教を学びました。
しかし、真言宗を学ぶ中にも邪道に陥る多い者が多いのを見て、
守られなくなった戒律を守り、
慈善救済事業を行い、殺生を禁じました。
彼の晩年の大事業で、殺生禁止を世の中に示したのが
宇治橋の修造、宇治川での漁の禁止です。
供養をし、河中の浮島に十三重石塔を建てました。
石塔の下には漁師道具が埋まっています。
浮島から宇治川の流れと、遠くの宇治橋を眺めると、
感慨深いものがあります。
宇治には有名なところやおいしいスイーツがたくさんありますが
この浮島から眺める景色もきっと素敵だと思います。
ぜひ一度、足を運んでみてください。