【食文化学科】茶畑研修

皆さん、こんにちは。令和初の師走を迎え、ますます寒くなって参りました。
今回は喫茶学演習の授業で、「日本で最も美しい村」である、お茶で有名な、京都府『和束町』に食文化学科3年14名で訪れました。

和束町周辺に着くと、綺麗な緑色をした茶畑が広がっていました。茶畑を目の前にし、ここで『和束茶』のお話をして頂きました。京都府のお茶の生産量の約半分は『和束茶』であるというお話や、新茶の最高価格が1kg当り、14万円だったという驚きのお話もして頂きました。
そして、お茶の木をよく見ると、白いお花が!
このお花は、お茶の花だそうです。初めてお茶の花を見ることができて、とても貴重な体験ができました。

そして、茶畑を見た後は、お茶の美味しい入れ方を、実際に体験しながら教えて頂きました。お茶の成分は、お湯の温度によって変化することを教えて下さいました。
始めから熱湯を注いでしまうと、お茶の成分である、〈うま味、甘味、苦味、渋味〉が一気に出てしまうそうです。初めは温度を下げ、徐々に上げていき、一回目、二回目、三回目で違ったお茶の成分が出てくるので、三回とも味・香り・色の違いが明確でとても興味深かったです。

お茶を飲み終わった後は、茶葉にポン酢をかけて頂きました。おひたしのような一つの料理として、美味しく頂きました。

お茶で有名な『和束町』の茶畑に実際に訪れて、現地の方のお話をお伺いできて、お茶のことがよく学べた一日でした。皆さんも『和束町』にぜひ、訪れてみて下さい!

3年生  フジオカ