【日創フィールドワーク・石清水⑤】石清水と神仏分離

こんにちは。日本文化創造学科のヤスダです。
5月14日にフィールドワークで石清水八幡宮に行ってきました。
私が担当したのは、「明治維新と石清水‐神仏分離‐」でした。

 

慶応四年(1868)、神仏分離の影響で石清水八幡宮においても、社務職田中・善法寺が還俗して、
山上山下の境内にあった仏式の堂塔や仏像・仏具が破壊あるいは売却され、
護国寺、大塔などは入札に付されました。



神仏分離の影響で仏教系の建物は壊され、残念ながら今は駐車場や休憩となっています…
ですが、休憩所にはベンチがあるのでゆっくり休めますよ!
ソフトクリームも販売してます(^^)

 



これは御羽車舎という建物で、元々はお経が入っている経蔵でした。
この建物は何故か神仏分離の影響を受けずに、現存しています。
何故でしょうか…?また調べてみたいですね
また、八角堂も八幡宮領内の正法寺に引き継がれ、八幡市大芝の西車塚古墳の墳頂に移され現存しています。

 

当日は暑くて、山登りが大変でしたが、古文書を見るなど貴重な体験をすることができてよかったです!