【日創フィールドワーク・石清水②】歴史を訪ねて歩く

こんにちは。日本文化創造学科3年のいよの缶詰めです。
5月15日に私達は、歴史文化フィールドワーク実習で石清水八幡宮に行ってきました。

 

私が担当した「創建―行教による八幡神の勧請―」について簡単に説明をしたいと思います。

 

平安時代前期に大安寺の僧侶・行教が八幡神を宇佐八幡宮(現大分県)から
遷座(神の座を他の地に移す事)させた事が全ての始まりになります。
清和天皇を即位させる祈祷の為に、行教は宇佐八幡宮に派遣されました。

それから、清和天皇が即位してから行教は90日間参籠します。
その時、八番菩薩から「我れ、都の近くに移座しこれを守護せん」との信託を授かります。
都に戻ってから、山崎の地・男山に鎮座するという旨の信託をもう一度受けます。

 

行教の信託により、朝廷は、貞観2年(860)に男山に宝殿を造営し、そして宇佐八幡宮から八幡神を勧請してきました。そして今では王城鎮護の神、伊勢神宮に次ぐ国家第2の宗廟として信仰されています。

 


石清水八幡宮・本殿

祭神は仲哀天皇と神宮皇后の子・応神天皇、比売大神が祀られています。
中に行教のご先祖様の神様も祀られているそうです。

 


石清水社

石清水の由来となった場所です。または男山八幡宮と言うそうです。
ここでは神様に会う事が出来る等様々な逸話があるそうです。

 

行ってみて思った事は、自然が多く、水彩画やデッサンを描いている人がとても多かったです。
やはり自然の多いところは、絵を描くにもってこいの場所かもしれません。
山と聞けばやはり神が住んでいるのだな、と思いました。
今度来る時は、デッサンか水彩画を描きに行きたいと思いました。