【日創フィールドワーク・石清水①】隠れた見所

こんにちは、日本文化創造学科の綜途です。
5月15日に行われた歴史文化フィールドワーク実習は今年国宝に指定された石清水八幡宮を訪れました。

 

石清水八幡宮は、ご本殿にたどり着くまでに、古き趣のある場所が沢山あります。
現存しているものだけではなくこっそりと跡地もあり、見逃すともったいないです!
そのため、地図を片手に散策してみるのをおすすめします。

 

ではここで、地図には載っていない隠れた見所についてお話しようと思います。

 

まず、ご本殿を案内してくださった神官さんから聞いた神社についての見所です。
1つ目は“おがたまの木”です。

この木は神様が宿る依り代として、とても重要なご神木のため、どの神社にも必ずある木だそうです。

2つ目は“神社の未完成な部分”です。

完成すると衰退しかないという考えから、神社では必ず未完成なところがあるそうで、石清水八幡宮では、
本殿の中にある三つ巴の文様が1つだけ逆向きになっていました。

 

神社を訪れる際はこの2つを意識してみると、より楽しめるのではないでしょうか?

 

そして最後に、私の一番印象に残る隠れた見所をお話しします。
それはご本殿に向かうまでの道にあった石灯籠です。



何気なく並んでいるこの石灯籠ですが、実は江戸時代に作られたものなど古いものが
あります。そしてある場所には鎌倉時代の石灯籠が現存していたり…!
石清水八幡宮を訪れる際は、ぜひ探してみてくださいね。

 

その他、主な見所については、これから私たち参加者が「学科ブログ」にまとめていきます。
ぜひそちらの記事も参考に、石清水八幡宮についての知識を深めてみてください。