【小動物カフェにいってきました!!】

みなさま、こんにちは。心理学科の渡邊です。 

今回もアニマルセラピー関連授業の一環として学外見学に行ってきた様子をレポートしたいと思います。 

日本橋にある小動物カフェ『ROCK STAR』さんに行ってきました。ここではウサギ、フェレットといったいわゆるエキゾチックアニマルと触れ合うことができます。夜の時間帯にはなんと爬虫類タイムになるとか!? 
学生と一緒にワクワクしながら店内に入りました。 

店内は満員!!予約しておいてよかった〜。 

色々な種類の動物がいる中で、我々はチンチラ、フクロモモンガ、デグー、ハリネズミ、そして珍しいところでヒメハリテンレックという動物を“指名”。店員さんが順番に連れてきてくれます。 
どの動物もとても人に慣れていますから、それぞれの動物のかわいさを存分に味わうことができます。 

このような形での動物とのふれあいのしかたには当然“賛否両論”があります。 

「動物のストレスを考えているの?」 

「ふれあうこと自体不自然なんじゃないの?」 

「ズーノーシス(人獣共通感染症)の問題はクリアできているの?」 

などなどは、反対派の方から特によく指摘される点だろうと思います。私も獣医師という立場から考えると、たしかにもっともなご意見だと言わざるをえません。 

ただ同時に、獣医師としてそういった動物たちの診察を受け持つ機会が増えたということから考えますと、飼い主さんたちがなぜチンチラがかわいいと感じるのか、フクロモモンガをかわいいと感じるのかを知る機会になれたとも言えます。 
それはアニマルセラピーを学ぶ学生たちにとっても一緒で、動物をかわいいと思う人の心理に興味を持ち、場合によっては研究の対象として捉えてもらえるようになってほしいという狙いも今回の見学にはありました。 

これからのアニマルセラピーはその解釈は広がり、対象となる動物も増えていくと思います。その中で、人と動物の関係のあり方も変化していくことでしょう。その視点について学生たちが考えるきっかけとなるのであれば、小動物カフェというスタイルでの経験も決して批判されることばかりではないと思います。