食文化学科
2020.01.17
【食文化学科】JA高知県の出前授業:なす
本日の食文化学科/初年次セミナーでは、大阪府中央卸売市場のご協力により、JA高知県安芸地区の皆さんが、なすについての食育授業を行ってくださいました。高知県はなすの生産量日本一ですが、その中でも高知県東側に位置する安芸地区で多くのなすが作られています。
まず、なす農家の高松さんより、なすについてのお話を頂きました。なすは9月から6月までの長い間、1株から約200本のなすが収穫されるとのことですが、安全でおいしいなすを作るためにはさまざまな工夫が凝らされています。
JA高知県では、「安全・安心でおいしい野菜」を届けるための“エコシステム栽培”に取り組んでおられます。高松さんも、できるだけ農薬を使わず安全ななすを提供するために、太陽熱を利用した消毒作業を念入りに行って病気や害虫を防いだり、害虫駆除や受粉作業に虫を利用したりされているそうです。またビニールハウスを利用して、いつでもおいしいなすを提供するためには手間もかかりますので、積極的に機械化を進めているそうです。
またなすに含まれる成分の機能性についても高知県農業技術センターの方からご説明がありました。
またなすに含まれる成分の機能性についても高知県農業技術センターの方からご説明がありました。
こうして作られたおいしいなすを使って、JA高知県のみなさんがなすのたたき、なすピザ、なすとみょうがのゴマ和えを作ってくださいました。
どれも絶妙な味付けでとてもおいしかったのですが、特になすピザは大人気。作ってくださったものが一瞬で学生のお腹の中へと消えてしまいました。高知のなすは大阪でも販売されているとのことでしたので、頂いたレシピでぜひ作ってみたいと思います。ごちそうさまでした!