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学科ブログ

【管理栄養学科】大阪府中央卸売市場食品衛生検査所での体験実習の感想

食品衛生学実験を担当している林です。
この授業の中では、実際に、大阪府中央卸売市場内にある食品衛生検査所にうかがい、食品衛生監視員の方々の衛生業務についてや、大量調理施設でいかに衛生管理が重要か事例をあげながら説明いただきました。
 
 
 
さらに、実際に検査業務として行われている黄色ブドウ球菌の培養や着色料検査の模擬実験、蛍光塗料を用いた手洗い実験を行なっていただきました。
 
 
黄色ブドウ球菌の検体に見立てた着色液を使って段階希釈し、培地に塗布する方法を教えていただきました。
 
 
 
着色料検出のため、薄層クロマトグラフィーのプレートに検体をスポットします。
 
以下は、学生たちの感想です。みんな、初めての検査所での実習をワクワクしながら体験し、私たちが安全・安心な食品をいただけるのは、多くの方々が、日々、食品の監視、検査、さらには啓発活動に邁進されているおかげと感謝の気持ちが芽生えたようです。
以下は、学生たちの感想です。
 
☆今回はとても貴重な体験をさせていただいた。食品中の色素の判別や、寒天培地に検体を希釈し塗布する方法など勉強になるし、楽しく学べた。いつも実験で使っているマイクロピペットとは違うピペットだったので、使うのにコツが要り緊張した。
 
☆一度、大阪府中央卸売市場に見学に行ったことがありました。その時は、市場の見学だったので、衛生検査所があるなど知りませんでした。今回、食品衛生監視員の方々が実際に検査をしている部屋で実習ができて貴重な体験ができたと思います。あの部屋で毎日、菌の検査や実験をしていると考えると、大変だけど新しい発見もできそうで、楽しそうだと思いました。
 
☆検査所の業務には、法令に基づいて、監視業務、検査業務、指導業務の3つがあり、監視業務は早朝の3時半から行われると聞き、驚きました。一般の人なら就寝している時間帯にこのような検査が行われる、非常に大変なお仕事だと思いました。
 
☆マグロでは魚体スタンプと品温チェック、ちりめんでは過酸化水素残留検査、野菜・果物では残留農薬検査など、検査方法が食品によって違っていることが分かりました。一つ一つの食品を丁寧に検査し、私たちに「安全で安心できる食品」を提供してくださっていることに感謝の気持ちが溢れてきました。
 
☆監視業務では、早朝のセリ前の立ち入り監視や品温チェック、表示確認や有毒魚介類の除去などがあった。検査業務は、細菌検査と理化学検査に分けられ、残留農薬検査に使用する検体の処理など行なれていた。また、どの時期にどのような検査が行われ、何が危険なのかを理解することができた。
 
☆衛生教育や相談業務では、「もずやん」などのキャラクターを使って子供達に教えるのは、注目も集まるし指導にもより一層耳を傾けてくれるのかなと思いました。正しい手洗いを身につけて小学校の給食でも食中毒を出さないように意識してくれるならいいなと思います。
 
☆普段自分たちが授業(実験や実習)で行なっていることが、実際の現場でも行われていることなんだと改めて感じた。特に、黄色ブドウ球菌の培養の実習では、本物の菌を扱うときはもっと緊張感があるだろうなと思ったし、これからの実験や実習は今まで以上に気を引き締めて行いたいと思った。
 
☆私たちの食の安全を守るために、食品衛生検査所では数多くの検査が行われていることが分かりました。授業で行なったATP拭き取り検査やスタンプ検査もそこで行われており、実際の現場でも活用されていて興味深かったです。
 
☆☆手洗い実験では、きちんと洗ったつもりでしたが、手のひら・甲は洗えていても爪の周りがすごく光っていました、爪を切ることと爪の周辺までしっかりと洗うことが大切だと気づきました。
 
私たちが安心して食材を購入し調理している裏側には、こんなにもたくさんの人が関わっていたのだと実感した。実際に検査所で行なっている検査実験の一部を模擬的にさせてもらったが、どれも地道な作業だった。しかし、この作業がとても大切なことなのだと学ぶことができた。
 
☆全業務に責任感とやりがいがあるように思いました。そして、普段自分たちが食べている食品の安全を守ってくれていることに感謝しないといけないと思いました。
 
☆使ったことのない形の器具や見たことのない器具などが多く、とても新鮮な気持ちで実験することができました。手洗いの実習も、目に見えて洗い残しが分かって驚いたし、もっと意識して手を洗おうと再認識できてよかったです。
 
 
最後になりましたが、大阪府中央卸売市場食品衛生検査所の皆様には心よりお礼申し上げます。