【日本文化創造学科フィールドワーク・大津⑥】京都を支えた琵琶湖疏水

こんにちは!
日本文化創造学科のYT&SHです!
私たちが調査した、琵琶湖疏水をご紹介します。

琵琶湖疏水は、琵琶湖と京都を結ぶ水路です。明治23(1890)年に建設されました。
琵琶湖疏水の流路は、大津三保ヶ崎から南禅寺、そこから西に行き蝦夷川から鴨川までが本線です。
明治45(1912)年に建設された第二疏水の流路は、南禅寺から北上するのが疏水枝線。水路閣を通って銀閣寺、松ヶ崎浄水場まで通っています。

この水路が京都府への水道水の供給を行っていて、生活を支える源となっています。
水道水だけでなく、水力発電に使われる水としても役立っているんですよ~

他にも資材の運搬や人の行き来の役割もあったそうです。
これによって、明治維新後の東京遷都で人口が減って衰退していた京都が活力をとり戻したと言われています。

ちなみにこの琵琶湖疏水、船で遊覧できるんです。
緑の多い夏は爽やかな印象だし、秋の紅い木の葉の景色も風情があって素敵です。