【管理栄養学科】初年次セミナーⅡ:徳島県産品の食育授業

1年生の初年次セミナーⅡの最終回では、大阪府中央卸売市場のご協力により、
徳島県関西本部とJA全農とくしまからお越しいただき、徳島産品についての
食育授業を行いました。
 
 
まず、徳島県の概要や農業についてのご説明のあと、徳島で有名な青果物と水産物について、
実物も見せていただき、また、クイズも交えながら、楽しくご紹介いただきました。
 
徳島県は、茨城県に次いで、れんこんの生産量が全国第2位で、茨城県産と違って、色が白くて、シャキシャキとした歯ごたえが特徴であることや、すだちにはスダチチンという内臓脂肪を落とす効果のある成分が皮に含まれていること、また、ゆずの木には大きなとげがあるので、収穫時には、防護する手袋やアームカバーが必要なこと、さつまいもの歴史や種類など、初めて知る内容ばかりで大変勉強になりました。また、ハモやタチウオ、アワビ、鳴門わかめなどの高級水産物がたくさん獲れることも分かりました。
 
 
最後に、オーブンで焼いたホクホクの「なると金時」をいただき、色の鮮やかさと甘くてしっとりとした美味しさにみんな大感激でした!
 
 
以下、学生たちの感想の一部です。
 
・徳島県は、自然が多く、川(水)があるから特産物が多いのだとわかりました。
・れんこんは、根ではなく茎(地下茎)だと知り驚きました。また、真っ白できれいなのは、
 一つ一つ手で収穫しているからだと感じました。
・すだちは黄色く変化すること、また、味もまろやかに変わると知り、一度食べてみたいです。
・ゆずやすだちは、野菜でもあり果物でもあると知りました。
・さつまいもは、青果としてだけではなく、加工品や飼料としても幅広く使用されていること、
 また、栄養面において他の芋類よりも非常にバランスのとれた食品だと知りました。
・リーフレトのレシピや、それぞれの食材の旬、保存方法等、日常生活にとても役立つ情報を
 得られました。
 
 
 
大阪府中央卸売市場、徳島県関西本部、JA全農とくしまの皆様には、とても有意義な食育授業を
していただきましたこと、心よりお礼申し上げます。