日本文化学科
2015.08.31
声を出すこと(日創)
先日、関西芸術座の公演「遥かなる甲子園」を
見に行ってきました。(八尾プリズムホールにて)
本学の卒業生 (短期大学部 日本語表現科) Yさんから
ご案内を いただいたのです。
日本語表現科で「アナウンス」の授業を担当されていた
藤田千代美先生が 関西芸術座に所属なさっているご縁で、
Yさんも 短大卒業後同劇団に入り、今回が初舞台とのこと。
上演作品は、沖縄で実際にあった ろう学校球児たちの物語。
耳の聞こえない子供たちが主役ということで、
出演者は、声を出すと同時に 手話でも会話をします。
舞台上方には、電光掲示板で文字通訳も・・・。
Yさんは、在学中も 大学の劇団なんでも茶屋で活躍。
授業中に、教科書や作文を読んでもらうと
「さすが、演劇部」と思えるような滑舌のよさ、
情感のこもった朗読に 聞き惚れたものです。
さて、後期から「日本語トレーニング(話す・聞く)」が開講します。
これは、前期の「日本語トレーニング(読む・書く)」と対になる
1年生の 必修科目。
皆さんの中には、大きな声を出すのが苦手な人、
大勢の前で話すのが恥ずかしい人、けっこういるのでは?
お芝居を見ていると、耳の聞こえない人たちにとって
声を出して話すということが いかにむずかしく
大変なことか、ひしひしと伝わってきます。
そして、「声を出す」という行為は、まさに、
全身全霊を使った 人間の営みなんだなあと感じるのです。
この授業では、まず照れや恥ずかしさを捨て去り、
大きな声を出すことに慣れることから 始めようと思っています。
そこから 何かが変わってくるかもしれません。
(by 大谷)
見に行ってきました。(八尾プリズムホールにて)
本学の卒業生 (短期大学部 日本語表現科) Yさんから
ご案内を いただいたのです。
日本語表現科で「アナウンス」の授業を担当されていた
藤田千代美先生が 関西芸術座に所属なさっているご縁で、
Yさんも 短大卒業後同劇団に入り、今回が初舞台とのこと。
上演作品は、沖縄で実際にあった ろう学校球児たちの物語。
耳の聞こえない子供たちが主役ということで、
出演者は、声を出すと同時に 手話でも会話をします。
舞台上方には、電光掲示板で文字通訳も・・・。
Yさんは、在学中も 大学の劇団なんでも茶屋で活躍。
授業中に、教科書や作文を読んでもらうと
「さすが、演劇部」と思えるような滑舌のよさ、
情感のこもった朗読に 聞き惚れたものです。
さて、後期から「日本語トレーニング(話す・聞く)」が開講します。
これは、前期の「日本語トレーニング(読む・書く)」と対になる
1年生の 必修科目。
皆さんの中には、大きな声を出すのが苦手な人、
大勢の前で話すのが恥ずかしい人、けっこういるのでは?
お芝居を見ていると、耳の聞こえない人たちにとって
声を出して話すということが いかにむずかしく
大変なことか、ひしひしと伝わってきます。
そして、「声を出す」という行為は、まさに、
全身全霊を使った 人間の営みなんだなあと感じるのです。
この授業では、まず照れや恥ずかしさを捨て去り、
大きな声を出すことに慣れることから 始めようと思っています。
そこから 何かが変わってくるかもしれません。
(by 大谷)