日本文化学科
2015.08.03
詩歌の作品集 できました!(日創)
ここ数年 日本文化創造学科で
詩歌の授業をご担当下さっている 大西亥一郎先生。
前期「詩歌を創る」の授業から、できたての作品集を
頂戴しました。 『風待ち坂』 第三集です。
皆さんは、「風待ち」ってどういう意味かご存じですか。
実は「風待ち草」は 「梅」の別称なのです。
「梅花」にちなみ、大西先生が 詩歌集に
すてきなタイトルを つけてくださいました。
ところで、「風待ち」がつくことばは 他にもいくつか。
「風待ち月」は、「陰暦6月の 異称」。
陰暦6月は、今の暦では6月下旬から8月上旬。
梅雨もそろそろ明け、暑さ本番になる ちょうど今頃ですね。
そして、「風待ち顔」は「涼しい風を待ち受ける顔つき」。
クーラーも扇風機もなかった 昔の人たちは
少しでも涼しい場所を探し、
ひんやりとした涼風が吹き抜けるのを 待ちつつ
暑い夏を 過ごしていたのでしょう。
坂の多い我がキャンパスも、木々の緑に囲まれ
ちょっと木陰に入れば、意外に心地よい 涼風に
出会えるかもしれません。
詩歌集の「編集後記」で、大西先生は
✨ 作品を 更に「ねかせ」「推敲し」「熟成させる」ことを
「繰り返す」のは これからの課題です。 ✨
と おっしゃっています。
これは あらゆる創作活動にあてはまる おことば。
頭の中が煮詰まってしまいそうな 猛暑が続きますが、
「風を待ち」ながら、じっくり自分の作品と
向き合う時間を 持ってみてはいかがでしょうか。
(by 大谷)
詩歌の授業をご担当下さっている 大西亥一郎先生。
前期「詩歌を創る」の授業から、できたての作品集を
頂戴しました。 『風待ち坂』 第三集です。
皆さんは、「風待ち」ってどういう意味かご存じですか。
実は「風待ち草」は 「梅」の別称なのです。
「梅花」にちなみ、大西先生が 詩歌集に
すてきなタイトルを つけてくださいました。
ところで、「風待ち」がつくことばは 他にもいくつか。
「風待ち月」は、「陰暦6月の 異称」。
陰暦6月は、今の暦では6月下旬から8月上旬。
梅雨もそろそろ明け、暑さ本番になる ちょうど今頃ですね。
そして、「風待ち顔」は「涼しい風を待ち受ける顔つき」。
クーラーも扇風機もなかった 昔の人たちは
少しでも涼しい場所を探し、
ひんやりとした涼風が吹き抜けるのを 待ちつつ
暑い夏を 過ごしていたのでしょう。
坂の多い我がキャンパスも、木々の緑に囲まれ
ちょっと木陰に入れば、意外に心地よい 涼風に
出会えるかもしれません。
詩歌集の「編集後記」で、大西先生は
✨ 作品を 更に「ねかせ」「推敲し」「熟成させる」ことを
「繰り返す」のは これからの課題です。 ✨
と おっしゃっています。
これは あらゆる創作活動にあてはまる おことば。
頭の中が煮詰まってしまいそうな 猛暑が続きますが、
「風を待ち」ながら、じっくり自分の作品と
向き合う時間を 持ってみてはいかがでしょうか。
(by 大谷)