日創研修旅行に行ってきました

5月に入り、キャンパス内はつつじが満開。
色鮮やかな絨毯を しきつめたようです。



 
日本文化創造学科では、4月25〜26日、
新1年生を対象に、1泊2日の研修旅行を実施しました。

「美山かやぶきの里と京都伝統体験」の旅です。

 
一日目午前中は、まず亀岡市にある亀山城址を見学。
亀山城は、明智光秀が築城し 丹波平定の拠点となりました。
現在城跡は大本教団の所有地となり、その本部が置かれていますが
当時を偲ぶ石垣や堀などが 残っています。

石垣の前で 前田先生の説明を聞きながら



 
今年度から本学科にご着任の前田先生は、国史がご専門。
「僕の研究してることとは ちょっと違うんだけど……」と言いながら
さっそく 事前に作ったお手製の資料を 配って下さいました。


そこから少しばかり歩き、次の目的地である 田中源太郎翁旧邸へ。
田中源太郎は、明治の京都政財界の大立て者で、
京都鉄道(元JR山陰線)の生みの親として 有名な方だそうです。
洋館と日本建築を合体させた家屋、650坪に及ぶ広大な庭園。
今は、楽々荘という料理旅館となっています。



 
庭園を散策し、邸宅の内部も拝見させていただきました。
洋館の一室、椅子やテーブル・壁に備えつけられた大きな鏡・
シャンデリアなど、いずれも重厚かつ上品な趣き。
いいなあ、こんな部屋で生活してみたいなあ、と思いつつ……。



 
でも、これは住宅展示場の住宅と同じで、生活臭がなく
日常の細々した生活用品が 一切置かれていないからこそ
こんなに すっきりしているのでしょうね。

 
お腹もすいたところで、ようやくお昼となりました。
楽々荘内で昼食後、同じく亀岡市内にある出雲大神宮へ。

研修旅行のお話はまだ続きます。以後は、参加した学生たちが
今回の研修について書いてくれた作文によって、旅のご紹介を。

(by 大谷)