2017年度国際看護学演習海外研修についての報告

2017年2月18日~26日の9日間、ニュージーランドで2017年度国際看護学演習の海外研修を実施しました。参加者は学生12名、教員3名です。

研修前には、ニュージーランドと日本の文化の違い、医療体制、看護教育の違いなどをグループワークで学習することにくわえ、英語の追加授業を受けて出発しました。

研修では、Manukau Institute of Technology(マヌカウ工科大学)での看護教育場面や医学英語の講義、Middlemore病院、Super Clinic、Totare Hospiceの医療施設を見学しました。オークランド、マヌカウ地区は、先住民族であるマオリ族やニュージーランド周辺の島から移住してきた人が多く住んでいる地域であり、マヌカウ工科大学も世界各国の留学生を多数受け入れているとのことでした。クリニックでは、多文化共生を実践している看護について聞かせてもらいました。

さらに研修期間中、学生はホームステイ先に宿泊し、授業だけではなく、日常の生活をとおしてニュージーランドのさまざまなことについて体験し、学ぶ機会となりました。

研修後は、3月30日、学内で研修発表会を行います。

マヌカウ工科大学でマオリの伝統的な歓迎式であるPowhiriのセレモニーを受けました

看護学部実習室で患者を立位にする補助器具を体験しました

Totare Hospiceで施設の説明をうけ、見学しました


研修最終日にマヌカウ工科大学から修了証をいただきました