【管理栄養学科】2021年度「公衆栄養学」臨地実習報告会を開催しました

管理栄養学科では、臨地実習の成果や課題を共有し、実習全体の統括をするために
報告会を行いました。
 

 
本来、臨地実習は大学で学習したものを、実際の現場において働いている指導者から学ぶものですが、令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、保健所での受入れが難しい状況となり、さらに実習期間に緊急事態宣言が発令されていたため、担当保健所の管理栄養士の方に来学いただき、オンラインによる実習となりました。
 
報告会は、学生が司会、進行をつとめ、
1. 実習課題とその実施状況
2. 実習で得られた成果と課題および反省
3.3年次生へのアドバイス  
の順に、1班から7班の各班から報告しました。 
 
 
4年次生の報告は、実習をやりとげた達成感と自信が感じられました。
また、3年次生へ、実習に臨望むにあたっての心構えなどを思いやりを持って伝えてくれていました。
管理栄養士を目指し、日々成長していく姿を嬉しく思います。
 
臨地実習で取り組んだ2つの課題をご紹介します。
課題Ⅰ:【大阪府茨木保健所】「大阪府の働く世代の健康課題と食環境整備」において、
 事業所給食での人気メニューをアレンジし、「健康づくり」「SDGs 推進」「喫食者の満足」の3つのニーズを取り入れたメニューを考案しました。
大阪府茨木保健所ホームページに、「管理栄養士養成校の学生が考えたV.O.S.メニューレシピ集」として、掲載されています。
https://www.pref.osaka.lg.jp/ibarakihoken/tiikihokenka/2021recipe.html
 
課題Ⅱ:【豊中市保健所】「食育ミニ講話の実施」において、
 子育て支援センターに子どもを連れて遊びに来ている保護者(10名程度)に、乳幼児の食に関するミニ講話を実施するための紙芝居を作成しました。
紙芝居は、豊中市保健所等の母子保健事業で活用されます。
 
  
 
最後に、
実習でご指導いただいた大阪府茨木保健所及び豊中市保健所の管理栄養士様はじめ関係の皆様に対し、臨地実習を無事に終え、報告会が開催できましたことを深く感謝申し上げます。