2022年4月7日に管理栄養学会総会で新入生の学会入会式、および研修会を開催しました。
4月に入学した新入生47名が管理栄養学会の新規会員となりました。研修会では特別講演として4月に新しく赴任された生化学担当の山崎大輔准教授より「体内のマグネシウム量を調節する仕組みとその重要性」についてご講演いただきました。
   
マグネシウムは体内で産生することはできず、食べ物などから摂取する必要があります。人間の体内では細胞にマグネシウムが一定量になるように調節する機能があり、その機能が働かないと人体に様々な影響を及ぼすことがわかったそうです。この講演を聞いて、管理栄養士をめざす新入生は、栄養素が身体に及ぼす影響について今後授業などで興味をもって楽しく勉強していくきっかけになったと思います。

講演会で学んだあと、新入生研修会として「ある！ある！あるんじゃない！？50歳男性のゆる～い食事」ということでSATシステムを使用して、2年生3年生の学年委員も加わりチーム対抗ゲームを行いました。くじ引きで決めたお題に沿って900～1000kcalとなるよう、今回はエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物量のバランスに置いて満点桜を獲得できるうように１食分の献立を考えてもらいました。

6班に分かれてチーム名を決めてからゲームスタート
１～３班は山崎先生の講演を聴いた影響からか、ビタミン・ミネラル類のチーム名が！
４～６班は各班の担当の先生由来のチーム名で個性が光ります✨
チームごとに主食、主菜、副菜などの分類ごとに置いてある食品サンプルを見て栄養バランスを想像しながら1食分の献立を考えました。
 
満点桜をとった献立はこちら！
 
最後に上位3チームには入賞賞品としてお菓子を贈呈！ 参加賞として全チームに“勉強が楽しくなる”付箋を贈呈しました。この付箋を使って今後の授業にしっかり取り組んでもらいたいです！
最後に
今回は野菜量と塩分については課題にしなかったので満点桜を咲かすのが少し簡単でしたが、これから学んで管理栄養士として塩分と野菜量などを考慮した献立が作成できるようにしましょうと言って、解散となりました。