【管理栄養学科】6月12日オープンキャンパス♪

暑い中、オープンキャンパスにお越しいただきありがとうございます。
オープンキャンパススタッフ、管理栄養学科一年の大石、笠原、竹原、宮澤が書かせていただきます。



私たち人間は呼吸によって酸素を体に取り入れ、体内で酸素を利用することで栄養素を分解したり、エネルギーを得ています。その一方で取り入れた酸素から活性酸素(ラジカル)ができます。この活性酸素(ラジカル)は遺伝子DNAを傷つけ、これによって癌、糖尿病、動脈硬化、心疾患などの病気を引き起こす原因になることがわかってきています。

今回は、抹茶を使って緑茶成分の酸化を抑制する働き(抗酸化効果)を調べました。
抹茶、お湯、DPPHエタノール溶液などを使ってみなさんにも実際に実験してもらいました。

 

実験では人間の体内でできる活性酸素(ラジカル)をモデルとして作られたDPPHを用いました。
食品中の抗酸化効果(ラジカル消去効果)がある成分とDPPHが反応すると紫色が消失します。紫色が薄くなれば食品成分に抗酸化効果があり、健康に役立っていることがわかります。


<実験の結果>
DPPH溶液にお湯を入れたものは色が変わらず紫色です。しかし緑茶を入れたものは、紫色が消失しています。つまり、酸化を抑える効果(抗酸化効果・ラジカル消去)があることがわかりました。

緑茶にはカテキン類(ポリフェノール)が含まれており、体内の活性酸素(ラジカル)を消去します。

緑茶だけでなくビタミンCやビタミンEにも抗酸化効果があるとお話がありました。
ビタミンCは野菜や果物、ビタミンEは小麦胚芽などに多く含まれていますね!
管理栄養学科ではこのような食品中に含まれる成分の効果などについても実験や授業で勉強します。

オープンキャンパスは学科の学生や先生とお話しできる良い機会です!興味をもっていただけましたら、またオープンキャンパスにお越しください(^^)みなさまの参加を心よりお待ちしております。