【管理栄養学科】調理実習Ⅰを行いました!

調理学実習Ⅰ(1年生)では、調理学で学ぶ知識を確認しながら、基本的な調理技術の習得と、食品成分表を活用して栄養価計算を行い、栄養バランスについて学んでいます。

日本料理では、炊飯の原理を学びながらの鍋炊き、混合だしのうま味の相乗効果の確認、そして魚の三枚おろしにチャレンジしました!(写真①日本料理)

写真①日本料理

中国料理では、献立(菜単)の内容を学びながら、食欲が落ちがちな暑い夏にも食べやすい麺料理を作りました!(写真②中国料理)
 
写真②中国料理
 
西洋料理では、ゼラチンの調理特性を学びながら、グレープフルーツの果肉を使って皮を器にした「グレープフルーツゼリー」を作りました!見た目も涼しく、ピンクグレープフルーツの濃厚で爽やかな果肉の味を感じることができました。
ラタトゥイユは夏野菜をたくさん摂ることができ、簡単に作れて、味も人気の一品でした。(写真③)
写真③西洋料理
 
始まった最初の頃と比べると、スムーズに調理ができるようになり、盛り付けも味もとても良い仕上がりになっています♪
栄養価計算も毎回、食材に含まれる栄養素のことを考えながら、”真剣に黙々”と取り組んでいます。
また、6月24日、7月1日の実習では、北海道糖業株式会社・吉田敦先生から「砂糖と甘味料について」の特別講義がありました。(写真④講義風景)
写真④講義風景

写真⑤てん菜

てん菜から砂糖になるまでの工程、砂糖の種類、特性、温度による変化等について学びました。(写真⑤てん菜)
管理栄養士国家試験に出る問題を取り入れながらの講義は、甘いだけではなく食品にもたらす様々な砂糖の特性を教えていただき、普段から身近な砂糖をより深く知ることができて、とても有意義な時間になりました。

【学生の感想】
「砂糖がどのようにして作られているのか今まであまり知らなかったけれど、DVDを視聴して、砂糖ができるまでにはたくさんの工程があるということを知りました。製糖所の方たちは数多くある工程を経て、大変な中私たちのために砂糖を作ってくれているんだということを知り、感謝して砂糖を使わないといけないなと思いました。」
「今回の講義で甘味料の種類の多さや、植物の葉からも甘味料が製造されていることに驚き、講義を聞けて良かったなと思いました。」
「砂糖の特性を知り、確かに自分でジャムを作る時には保存期間を長引かせたい時は砂糖を多めに入れていたし、ある漫画でお肉を柔らかくするためにハチミツを入れていたものがあったので、今回の話を聞いて砂糖の特性に基づくものなのだと納得がいった。」
「砂糖や甘味料についての問題が国試にも出ると分かったので、食品成分表・原材料など日頃から見て、発見を得られるようにしたいです。」

北海道糖業株式会社様、貴重な講演ありがとうございました。
後期の調理学実習Ⅱは、レベルアップして取り組んでいきたいと思います!