【管理栄養学科】オープンキャンパス♪

寒い中、オープンキャンパスにお越しくださりありがとうございました!

12月11日のオープンキャンパススタッフ、管理栄養学科2年生の田村・山田がブログを書かせていただきます。

今回のミニ授業は、林先生の「食中毒予防の基本は手洗いから」でした。
最初に学科説明があり、スライドで食中毒の原因菌は常に身の回りにいることを学び、衛生的手洗いを行うことで手に付着した細菌を減らせるので食中毒の予防になることがわかりました。

 
そのあとに、手を洗う前と洗った後の手のATP拭き取り検査を行いました。
ATPは私たち人間をはじめ、全ての生き物のエネルギー源として存在する化学的物質です。つまりATPがあるということはそこに生き物に由来する何かがあるということになります。このATPの量が高いと、食品残渣などの洗い残しや食中毒の原因となる微生物の汚染リスクの可能性があることを意味します。なので、ATP拭き取り検査は、食品衛生管理の指標として給食施設や食品製造現場でも実際に行われています。

 
手洗い前後でATPの数値が全く違うことに驚きましたΣ(゚Д゚)

手洗い前
 
 

手洗い後

今回行った手洗いを今後も続けていきましょう!

本日のミニ授業の内容は2年生の食品衛生学実験でも行いました。ちなみに食品衛生学実験では手洗い実験以外にも、食中毒菌の染色や顕微鏡での細菌・寄生虫の観察を行ったり、食物に付着した菌を培養し数を数えたりしています。
このように、管理栄養学科では栄養のことだけではなく様々な実験や実習を行っています。

新型コロナウイルスが再び感染拡大している中、梅花女子大学に足を運んでいただき、ありがとうございました。
少しでも管理栄養学科のことに興味を持っていただけると、嬉しいです。

またのお越しをお待ちしております♪