EPA フィリピン看護師のみなさんの日本語研修に参加してきました

看護学科

大阪・あびこにある海外産業人材育成協会(HIDA)関西研修センターは、 経済連携協定(EPA)に基づき、2014年度はフィリピン人看護師への日本語教育を中心とした研修を行っています。

本学看護学科では複数の教員がHIDAの活動に協力し、フィリピン人看護師の支援をしてきましたが、 4人の看護学生もボランティアとしてフィリピン人看護師の日本語研修に参加しました! そのうちの1人、Iさん(1年生)がその時の様子を報告してくれました。

看護の現場でも日常的に外国人と接する機会が増える中、 HIDAにて学生のうちに外国人ナースと触合える貴重な機会を頂き大変感謝に思います☆彡

 

1年生・Iさんからの報告

来日しているフィリピン人ナースの方々の 日本語ボランティアに参加してまいりました。

彼女・彼ら達は、来日してすぐに半年程の日本語授業を経て 病院へ就職されます。 皆さん、既に本国では何年かの看護師経験を積んでの来日です。 中には、サウジアラビアでも職歴を積んでいる方も。 色んな方がいらっしゃいました。 共通しているのは、皆さんナースの仕事が大好きなこと。 目を輝かせて素晴らしさを語ってくださいました。

サウジアラビアでは英語が通じるということで 英語に不自由しないフィリピンの方にとって なぜ来日されたのか? 日本では女性が服装に気を遣わず、堂々と歩けて安全だから!!と教えてくださいました。 当たり前と思っていることが、国が変われば当たり前ではないこと。 異文化に触れる貴重な体験を、させていただきました。

 

本学では、看護学生がさまざまな場面で多文化背景の方々と触合える機会を提供しています。

学生のうちに積極的に異文化体験に参加して、グローバル感覚を身につけましょう。
 

多文化共生看護学・科目担当教員 田代麻里江