食文化学科の課外活動

食文化学科は、4年制大学で食関連を学ぶ学科としては、調理を主とする珍しい学科です。調理師免許取得のため、調理技術の向上をメインに勉強しながら、調理技術を支える様々な知識、食を楽しむための食文化、食を仕事にするためのビジネスを4年かけて学びます。

教室で学んだことは、実際に様々な活動を行い、体験を通じても学んでいきます。コンテストへの参加、商品やレシピ開発、販売支援などの産学連携、資料館や工場の見学や企業訪問などの社会見学、そして他にも・・・。ちょっと前の話ですが、2022年の取り組みから、上記以外のものをちょっと紹介してみましょう。

小梅祭(梅花女子大学/大学祭)

学祭はどこの大学でも楽しいイベントですよね。食文化学科では、商品の企画から販売まで担当して、食を仕事にすることを体験する大事な機会と捉え、いくつかのゼミが出店しています。今年は調理ゼミとビジネスゼミが出店しました!

調理ゼミは2品!「手作り生パスタ~豚肉のラグーソース~」と「フレンチトースト~ベリーソース~」。できたての生パスタはとてもおいしくて、お客様も途切れず。夢中で食べてしまって、写真を撮るのも忘れていました・・・。フレンチトーストは、試作品よりかなり食べ応えのある一皿に。手作りのベリーソースもおいしく、やはり夢中で食べてしまいました。

ビジネスゼミは、大学生に人気の商品を考えて、韓国人気に注目し、トッポギを提供。今回は、いろんな選択肢を増やしてみよう!ということで、辛いトッポギと甘いトッポギ、ミニドリンクを仕入れて販売しました。原価計算や利益予想を立てて、実際に販売し、結果を振り返る。うまくいってもいかなくても、必ず何かしら学ぶことができます。

食文化学科のクリスマスパーティ

今年の3年生が入学した年は、コロナの始まった年。入学した年は、対面の授業も少なく、小梅祭も対面ではできませんでした。先輩や後輩ともなかなか出会えず…。

そんなわけでビジネスゼミ3年生は、小梅祭での売り上げを利用して、食文化学科の交流会として、クリスマスパーティを企画しました。実習に、勉強に、課外活動に、と何かと忙しい食文化学科生。コロナ対策で学年を超えた交流が少なくなっている中で、久々にゲームやビンゴや学生だけの情報交換を楽しみました。

今後は、コロナ前のようにできるだけ課外活動を増やしていきたいと思っていますので、ぜひ参加してくださいね。