【食文化学科】食文化学会主催講演会を開催しました!

2023年2月22日、梅花女子大学澤山記念館チャペルにおいて、食文化学会主催の講演会が行われました。今回は60名もの学生が参加し、大盛況!チャペルの厳かな空間で、和やかに進行することが出来ました。

当日のタイムテーブル

午前の部

開会のあいさつと講師紹介
講演「ぼくが伝えたいアントナン・カーレムの心」 千葉好男(フレデリック千葉)氏 

午後の部

講演「フランス料理の現状とフランス料理学校のシステム」 フィリップ・ギャルデット氏
質疑応答

午前の部でお話くださった千葉好男先生は、長年パリでご活躍されている有名パティシエ。1949年に東京都で生まれ、1968年に高校卒業後すぐに菓子修業を志して渡仏されています。その後多くの有名店で修業され、1980年6月に独立。パティスリー兼サロン・ド・テ「アンジェリック」をパリにオープンされました。多くのコンテスト受賞歴もあり、2022年には農事功労賞(シュバリエ)の叙勲を受けられています。また御著書『お菓子とフランス料理の革命児―ぼくが伝えたいアントナン・カーレムの心』は、料理書のアカデミー賞といわれるグルマン世界本大賞を、2014年に受賞。

今回は千葉先生の御著書のタイトルにもあるアントナン・カーレムの偉業にくわえ、パティシエの心構えについてご講演いただきました。また午後には、フィリップ・ギャルデット先生にフランス料理の今を知る貴重なご講演をご提供いただきました。質疑応答も大盛り上がり!千葉先生の奥様アンジェリックさんのあたたかな通訳も大好評でした。ご講演、質疑応答共に、学生たちの心に残るお言葉をたくさんいただけたように思います。千葉先生、フィリップ先生、アンジェリックさん、素敵なお話を本当に有難うございました!

食文化学会では今後も著名人をお招きし、講演会を企画する予定です。是非お楽しみに!