【管理栄養学科】管理栄養学会総会を開催しました!

2023年4月6日に学科教員・学年委員の皆さんと2023年度入学した33名の1年生を新規入会員として迎えて管理栄養学会総会を開催しました。総会終了後は、田渕正樹先生による「父親の加齢による子どもの発達障害について」と、玉置好徳先生による「私が育てたい管理栄養士の理想像について」をご講演いただきました。
田渕先生のご講演の中では、ラットを使った研究で、父親の加齢が精子DNAの修飾に影響し、それが生まれてくる子どもに影響を及ぼし発達障害をもって生まれてくる可能性があること、またDNAの修飾に影響する葉酸(ビタミンの一種)を摂取することで、遺伝子発現の変化を少なくし発達障害を予防することができる可能性があることを教えていただきました。葉酸はほうれん草から成分が発見されたため「葉酸」という名前がついたそうです!
玉置先生のご講演では、管理栄養士として目標にする人や理想とする人をみつけ、その人に1歩でも近づけるようになって欲しいと熱い思いをお話しいただきました。

この講演を聞いて、管理栄養士を目指す新入生は身体に及ぼす食事や栄養素のことを今後授業などで興味をもって楽しく勉強するきっかけに、また自分の目標となる人などを探すきっかけになったと思います。

講演の後は、「決められた主食にあわせて食事バランスを考えよう!」ということで、2・3・4年生の学年委員と学科教員も加わり、SATシステムを使ってチーム対抗でゲームを行いました。くじ引きで決めた主食にあわせて、18~29歳、女性を想定し、エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・野菜のバランスにおいて5つ星獲得を目指して1食分の献立を考えてもらいました。

6班に分かれてゲームスタート!
 

 

スクリーンに判定結果が映し出されます。
 
5つ星を獲得した献立のひとつです!
 
 
1番最初に5つ星を獲得したチームにインタビューもしました!
 

西村先生より、バランスの良い食事のポイントを教えていただきゲームは終了しました。

最後に、上位3チームには入賞商品としてお菓子を贈呈!参加賞として全チームに授業で使う機会の増える多色ボールペンを贈呈しました。このみんなでお揃いのボールペンを使ってしっかりと勉強に取り組んでもらいたいです。