【食文化学科】総合調理実習 第1弾!

皆さん、こんにちは。

3年次に受講する総合調理実習は、大量調理の現場で必要となる調理技術や器具の使い方、調理業務を把握する授業です。
また食材の栄養価、衛生管理、適切な調理方法を考慮しながら、メニュー考案から始まり、調理・盛り付け・配膳・試食、そして片付けに至る一連の流れを習得します。



 

座学の授業ではメニューを考案し、栄養価計算と発注方法についても学びます。

コースメニューでの提供を想定するため、想像しているよりも分量の調節が難しく、悩んでいました。
また多くの学生が廃棄率を考慮した発注を経験したことがないため、かなり苦戦していたようです。

実習では、実際に考案したメニューを試作します。

そして試食後、学生同士で意見を出し合い、改善点などを話し合います。
お互いの意見を聞くことで、明確な改善点がわかるところが良いですね。


 

学生の感想

・今までは、メニュー通りに計量するだけでしたが、自分たちで考案して分量まで調節するのは難しいと思いました。1・2年次に受講した調理実習のありがたみを感じます。

・トマトの中身をくり抜くのが大変でした。今までの授業は4人分で作っていましたが、総合調理実習は30人分とかなり多いので、効率よく作業をしないと提供時間に間に合わないと思いました。

・デザートは少量では成功したのに、大量に仕込むと同じようにできなくて失敗することが学べました。

学生考案のメニューは、どれも愛情たっぷりで美味しかったです。

自身で考案・発注することは簡単ではありませんが、総合調理実習を通して、たくさん学んでくださいね。