日本の外に目を向けると

看護学科

今回のセミナーも、国際看護に関心のある看護学部1・2回生が企画したセミナーです。

的場さんの報告会では、ニジェールの方の生活や医療、活動報告などをお聞きすることができました。

私達はニジェールという国があるということも、どの様な生活をされているかなども知りませんでした。

ニジェールは世界最貧国で、平均余命は56歳と短く、識字率は29%、日本の死因第1位は悪性新生物(がん)ですが、ニジェールではマラリアが第1位でした。

生まれた時から汚染水を使用して生活をしているため、5歳未満の子供が下痢症の繰り返しで命を失ってしまうことが多いという悲しい現実を知りました。 

今回のセミナーで、ニジェールがどのような国なのか、今問題となっていることは何なのか、大学の講義や教科書などでは知ることができないことを、現地に派遣された方からの言葉で現状をお聞きし、沢山のことを学ぶことができました。  

この企画を通して、学生同士で協力し合い自分達で視野を広げていくことの大切さ、今ある現実と向き合い、命・感情について自分なりに考え、学ぶことができることに気付きました。 

的場さんのように、沢山の国を巡り活躍できる、笑顔の耐えない看護師になりたいです!

皆様も是非講演会など参加してみて下さいね。