保健師コース学生が産業保健学実習に行ってきました!

 5月28日、29日に看護学科の保健師課程学生11名が産業保健学実習で日本製鉄関西製鉄所 和歌山地区(堺)へ行きました。ここは大型工場で、ビルや港に使われる鉄鋼製品を作っています。一日目は、工場を見学させていただき、大型の機材や設備に囲まれ、高温の中の作業であることから、作業環境から起こりうる健康課題を考え、働く人々の健康に関わる産業看護職の役割の重要性を学びました。さらに、危険体感設備での見学では、全員がVRを使った危険体感を行い、慣れた環境でも少しの不注意から大きなけがや事故につながることを体感し、安全な職場環境について改めて考える機会になりました。
 
二日目は、社員の方にご協力いただき、学生2名が特定保健指導を実施させていただきました。対象者の方に実際に保健指導を行うことは、学生にとっては初めての経験だったことから、学生はとても緊張したと思います。しかし、対象者の方の反応から、尋ね方を工夫しながら対象者の生活習慣を知り、価値観に応じた保健指導を考えることができました。