【食文化学科】なんばウォーク × 梅花女子大学 推しのバレンタイン!御来場御礼!!

こんにちは。食文化学科です。昨年はなんばウォークとコラボでホワイトデーに「お菓子でできたパリの名所」の制作・展示をさせていただき、それに引き続き、今年は「推しのバレンタイン」のオブジェを制作・展示させていただきました!

バレンタインが多様化する近年、「友チョコ」「逆チョコ」「義理チョコ」「自分チョコ」など、想いのバレンタインを楽しむことがトレンドになっています。特に最近では「推し」への気持ちの表現方法として「推しチョコ」も広がっています。そこで、なんばウォークが「推しのバレンタイン」と題したバレンタイン施策を展開することになり、そのメインイベントとして、梅花女子大学へ依頼が入り、食文化学科製菓ゼミ3年生が推しへの想いをお菓子で表現した「推しが詰まった巨大ケーキオプジェ」を制作しました。

【推しのバレンタインの内容】・・・ラジオで話した内容です・・・

製菓ゼミ3年生の9名それぞれの推し(K-POPアイドル、歌手、ゲームキャラクターVTuber、童話のプリンセスなど)への想いを、シュガークラフトやアイシングクッキー、チョコレートなどのお菓子をふんだんに使った巨大ケーキ(高さ2. 0mx直径1.3mの4段のものを1つ、高さ1.5mx直径1mの3段のものを2つ)で表現しました。3つの巨大ケーキオプジェは、9名の学生それぞれが1段ずつデザインを担当し、推しへの愛を込めました。

それぞれの推しの良い所や好きな所を最大限引き出せるデザインを作ろうとがんばりました。それぞれの推しの好きなものやその人のモチーフなどを、全員デザインからこだわって考えました。推しへの価値観は人それぞれだと思いますが、大事な存在であるというのは全員共通なので、皆デザインには妥協せす、細部までとてもこだわって制作していました。

1月の半ばからデザイン、材料準備、シュガークラフトの準備を進めてきました。ちょうど期末試験の時期とも重なっていますので、授業や試験の合間を縫って、皆のスケジュールを製菓室に貼り出して、協力して制作に取り組んできました。最後の数日は、大学のバスのぎりぎりの時間まで取り組んでいましたし、週末にも時間を作っていた人もいました。

今回、製菓ゼミのメンバーが2月6日にライブ制作、完成披露式を行いました。また、ミナミのラジオ~YES-fm「ミナミdeおおきに」やNHK大阪放送局ラジオワイドにも出演し、「推しのバレンタイン」の制作背景、内容、苦労した箇所、材料などを、学生の目線で説明させていただきました。また、2月13日の産経新聞にも取り上げていただきました。とても大変ではありましたが、良い経験になりました!!

完成披露式典で、ゼミ生一人ひとりのケーキ一段に込めた内容をライブで説明しました!
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!!

【あいね*みのり*あんじゅ】

 夜に輝いている空や月にはアイシングクッキーを使い、どんなときも推しが私の日常を明るくしてくれるという意味を込めました。そしてオレンジ色のたくさんの花にはこれから推しが花道だけを歩いてほしいという想いを込めました。特に花の色の違いに注目してほしいです。推しの誕生日にシャンパンタワーで祝う人が多くいるのでそれをイメージして作ってみました。イメージカラーの紫を使って推しのマスコットであるドーナツをたくさん作りました。あるシンガーソングライターの世界観をシュガークラフトとアイシングクッキーで表現しました。アルバムやツアー、楽曲にちなんだ象徴的なアイテムをたくさん詰め込んでいます。アイシングクッキーは、小さい文字まで一つ一つこだわって作りました。どの曲や瞬間がモチーフになっているのか、注目して見ていただけると嬉しいです。

【ひなた*あいこ*ほのか】

天才作曲家であり、明るく元気な性格をイメージしてオレンジを使ったり、星や音符を散りばめました。こだわりはいちばん大きく目を引くナイトの駒のクッキーです! 私には具体的な推しがいないので、友人との食事風景を写真に収める私の好き!と推しのいる皆がスイーツと推しのグッズを一緒に写真を撮る光景をケーキで表現してみました。鏡を設置したのでぜひ推しや友達とのツーショットを撮っていただきたいです。クリームを食べているようなポーズをしてほしいです。 ティアラや花で可愛らしいプリンセスをイメージして制作しました。花のレースや砂糖でドレスを表現しています。推しのイメージカラーであり、私の推しカラーでもある紫で作った花たちを見てほしいです。

【あゆみ*まお*さわ*なんばワン】

絵を描くことと可愛いものが好きな子なので琥珀糖で水彩画っぽい作品になるように工夫しつつ、可愛いパーツもたくさん取り入れました。正面のハートとリボンも表面の琥珀糖もどれもお気に入りなので、よかったら360度見て楽しんでほしいです! コンセプトはチョコミン党です。 私はチョコミントが好きな推しをイメージして作りました。いろんなところにハートが隠れてるので是非みつけてみてください! アイシングクッキーで装飾しました。 土台の花畑は推しに似合うお花を選び制作しました。特に糖で出来た15cmの大きなひまわりの制作に尽力したのでぜひ見てほしいです!

こちらのケーキオブジェを作るにあたり、自分が表現したいものを何を使ってどう現すのか、ひたすら向き合ってきた1ヶ月間でした。時には苦することもありましたが、それぞれが推しのグッズを眺めたり曲を読きながら一生懸命制作にあたりましたので、是非見ていただけると嬉しいです。 

推しのバレンタインに携わった学生からコメントが届きました!!
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作業はどれも大変でしたが、私の場合、工夫した点は、推しが「絵を描く子」なので、制作中に琥珀糖のグラデーションや半透明の色合いが水彩画っぽく見えて、とても推しを表現するのに合っているなと感じたので、当初考えていたデザインを少し変更して、琥珀糖を使って表現することを重視して制作しました。あとはアイシングクッキーには全員力を入れていました。繊細な作業なので全員とても時間をかけて制作していました。
制作の感想は、普段作るお菓子とサイズも量も全然違ったり制作期間も長くなかったのでとても大変でしたが、全員細部までこだわって妥協せずに制作しました。自分の満足する作品が無事完成して良かったです。制作は上手く行かないこともありましたがとても楽しい期間でした。何より製菓ゼミ全員でよい作品が作れたことが嬉しかったです。とてもよい思い出になりました!
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制作期間中、苦労していた点につきましては、ひまわりのシュガークラフトが僅かな衝撃でも割れてしまうので製作時はもちろんデコレーションをするときにも気をつけていました。
また、これは全員言えることだと思うのですが、初めて触れる材料が多く、その素材に慣れることに苦労しました。また、規模が想像以上に大きく、クッキーやシュガークラフトのサイズを考えて作るのが特に大変でした。しかし、これだけ大変な制作を行ったからこそ、出来上がったときの感動は大きかったです!!
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推しはENHYPENのジョンウォンです。「ファンのみんなと歩く道がどんなに険しくても僕がお花畑にしてあげます」と言ってくれたので私も推しには花道だけを歩く(幸せなことが続いてほしい)という想いを込めて作りました。工夫したところは花の色を少しずつ変えたことです。苦労したところは花の数がとても多かったので、何日も花を作り続けたことです。緑のアイシングで土台に直接葉っぱを書くことが難しかったです。
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推しはゲームあんさんぶるスターズ!に登場するアイドル 月永レオです。売れっ子作曲家であり、国内外から注目を浴びています。表現幅のある歌声で、パフォーマンスは堂々としています。(公式より) 私は彼の明るく活発な性格と高いパフォーマンス力に惹かれ、推しになりました。土台にはイメージカラーであるオレンジ色を選び、作曲家なので音符と五線譜をアイシングクッキーで表現しました。
苦労したところは、A4サイズ超えのナイトの駒のアイシングクッキーです。とにかく大きいので作るときから割れないかということが心配でした。さらにアイシングの元は白色なので、暗い色を作るところにも苦労しました。また、いくつかバラを作ったのですが、立体的なものと平面、アイシングクッキーの3種類で表現したので、同じバラでもいろいろ楽しめるようになっていると思います。特に立体的なバラは花びら1枚ずつ作り、それを組み立てて完成させたので、そこも見所だと思います。

製菓ゼミ3年生のみなさん、これだけ大変な制作をおこなったからこそ、出来上がったときの感動は大きかったですねー 推しへの想いが詰まったバレンタインの制作、約1か月間かけて制作された甲斐があり、とても素晴らしかったです!!

足を運んでくださいましたみなさま! 誠にありがとうございました!!
また今回は、SDGsの観点から、大阪労働協会のご紹介で、京都の洋菓子店である、バイカル(BAIKAL)さま、パティスリー ヒロヤ(Patisserie Hiroya)さまに、商品として販売されない部分をご提供いただき、材料の一部として活用致しました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。