食文化・NZの食文化と自然を求めて①

こんにちは、関野です。
冬休みを利用してニュージーランド(NZ)に行ってきました。
NZの面積は日本の72%、人口は450万人程で、
NZ人は自分をキーウイと言うそうです。

1)NZの食文化

人口の7倍以上の羊がいます、
羊のシッポは生後すぐにゴム輪で縛り取ります。
これはシッポが糞で汚れるため感染症予防対策です。

山羊は寒さに弱く小屋が必要ですが、
羊は寒さに強いので夜を過ごす小屋を持っていません、
一日中放牧です。
ラム肉は生後12か月未満の羊の肉で羊特有の臭いもなく柔らかいので食べやすい。
NZの羊は人工飼料をエサとせず、放牧で育っているので農薬がなく安全です。

NZのシーフードの代表はマッスルで、これはムール貝の1種。
白ワインで蒸し唐辛子で味付けされ皆さんたくさん食べていました。

右の鍋はベニソンの煮込み料理。
ベニソンはシカ肉の事で高たんぱく低脂肪の健康食品、
メスの肉が柔らかく、2歳ごろのベニソンが一番おいしいらしい。
鹿牧場もあちこちにありました。

左がさつま芋の素揚げで軽く塩が振られクマラフライと言い
先住民マオリ語でクマラはさつま芋。
自然の甘さが口中に広がりイモ好きにはやめられない止まらない料理です。
写真は一人分でNZ人の食事量はかなり多いです。

パブロアはNZ発のスイーツでメレンゲを型に入れ焼き、
クリーム、アイスで飾ります。
サックとした食感が癖になりそうでした。
NZのスイーツは“どこまでも甘く”がポリシーだそうで甘かったです。

鮭は日本ではアトランティックサーモンを食べていますが、
NZはキングサーモンが養殖され食べられています。

キングサーモン養殖は氷河の冷たい水が最適で、
天然サーモンに近い状態で育てて美味しいサーモンができるそうです。
サーモン丼のサーモンは脂がのってトロのようでした、
この日本料理屋はNZ人で大盛況でした。

また、果樹栽培も盛んでブドウ農園でワインがたくさん作られています。


キウイフルーツ、桃、リンゴ、オレンジが最盛期。
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つづく