12月アニマルセラピーコース活動第一弾!動物愛護の現場から

先日、大阪府羽曳野市に今年の8月にオープンしたばかりの『大阪府動物愛護管理センター』の見学に、学生8名と共に行ってきました!

大阪府が20億円以上もの予算を当てて作られたというその施設の内部を、かなりの部分まで見せていただくことができました。
これまでビデオでは何度も見てきましたが、実際に見たり触れたりすると全く違う感覚を覚えました。もっと無機質な感じなのかな、と思っていたのですが、凄く温かみのある感じという印象でした。

それはやはり職員の方々のお話を直接うかがえたというのも大きかったと思います。
みなさん動物が本当に好きで、愛情を持って接しておられるのだなということがひしひしと伝わってきました。
施設そのものにも獣医師の目線から動物の安全を守るための工夫がされてるな、という印象を受けました。

正直、大阪府がここまで動物のことを考えているのだということを恥ずかしながら初めて知りました。

 
かなり厳しい譲渡条件を設けておられるのですが、今でも週末にはコンスタントに里親希望の方が来所されるということです。
僕たちが見学に行かせていただいた日も実際に里親希望のご家族が来られていました。


自分たちのできることをきちっと見極め、とにかく一頭でも多くの動物を譲渡するために職員のみなさんがチーム一丸となっておられる姿がとてもかっこいい。率直な感想としてそう思いました。

今後も繰り返し見学を企画したいとおもわされる施設です。

まぁ僕の感想はこれぐらいにして、
以下に参加してくれた学生の感想を載せたいと思います。

 
#1
大阪府動物愛護管理センターさんは職員さんに獣医の方が多いからか、施設には人のためだけではない動物のための工夫がたくさんありました。犬の譲渡に関しても、犬が不幸にならないために厳しい約束事がたくさんあり、本当に動物のことを考えていらっしゃるのだな、と感じました。
今後動物と共に生きる上で、とても良い経験になったと思います。


#2
とても綺麗な施設で設備が整っているのですごいなと感じました


#3
動物愛護管理センターは8月にオープンしたばかりだと言うことを施設に行ってから知ったので、とてもびっくりしました。施設内を見学させていただきましたが、一つ一つの部屋が広く、動物たちとって過ごしやすい部屋になっていました。一つ一つのゲージの仕切りが動くようになっていて、幅を広くしたり狭くできたりでき、係りの人が掃除しやすいよになっていました。ゲージの仕組みを聞いた時はすごく感動しました。

施設にいる動物も見せていただきました。飼い主が飼いきれずこの施設に連れてこられた犬を見ましたが、どの犬もすごく吠えていて、震えている犬もいました。私はすごく胸が痛くなりました。犬を飼うと決めたなら最後まで飼ってあげてほしいなと思いました。

動物愛護管理センターは譲渡会もやっていると聞いて、少しでも飼い主が見つかってほしいなと思いました。

 
#4
動物愛護管理センターと聞いて、保健所のようなイメージをもっていました。少しマイナスのイメージを持っていましたが、行ってみたら全然違いました。新しく、とても綺麗でした。それに、犬猫以外にもハムスター、インコ、蛇など様々飼養されていました。ペットを飼いたいというときに、このようなところで登録して飼うというのも一つの選択肢だなと改めて思いました。

 
#5
本当に動物達のことを大切にされていて、大事に育てられていることが施設の方のお話から感じました。
これから、動物愛護の精神を広めていくお手伝いが少しでも出来たらいいなと思いました。


#6
大阪にああいう施設が出来るって言うことをまず知らなくて、普通の人なら出来てることさえ知らないんだろうなっていうのは凄い感じました。

なかなか見せていただけないところも見学させて頂けたり、貴重なお話も聞けて参加して良かったなと感じました。
でも何より、生き物を飼うっていう現実と、動物の保護が本当の意味でなされてる、っていうのはなんなんだろうって考え直す機会になりました。

愛玩動物とは言うけど、繁殖を無理にさせたりするブリーダーだったり、飼っていて去勢などを怠ったから繁殖して飼えないから殺すとかそういう考えの人が居なくなって、本当の意味で生き物を守るっていう意識を持ってもらえたらいいなと感じました。

 
#7
思っていた以上に綺麗で、設備がしっかりしていて驚きました。

大阪が他の県と違うこと、また少し進んでいるということにも驚きました。

大阪動物愛護管理センターは、どこを見ても感動、感心する場所ばかりで見学に来てとても勉強になりました。

頭の中では分かっていても、「動物愛護」という名前がついているのに、生と死を感じるを得ないことに矛盾を感じながら、施設を見学していました。人のために処分しなければならない命、人間の勝手で傷ついた子達、難しいとは思いますが、その数が0になることを改めて願いました。
私は動物関係の仕事に就きたいと思っていますが、仕事で動物の命を自分の手で失わなければならない時、耐えられるのか、少し将来のことについて不安にもなりましたが、いつかは向き合わなければならない問題なのだなと、実際にその瞬間を見たわけではありませんが、命が失われるその場所をしっかりと目に焼き付けました。

そして、少しでも前の生活より幸せな生活を家族と送って欲しいとも思いました。

丁度新しい家族と出会う姿を見かけましたが、そうなればいいなとエールをわんちゃんに送っておきました。

今回の見学を通して、もっと勉強に励んでこれからの動物愛護に貢献できるよう、自分でもできることを見つけていきたいです。