授業紹介:“生きた言葉”を舞台に届けるために

熊林弘高先生の基礎演習C(企画制作)Ⅰでは、チェーホフ『かもめ』の冒頭シーンの演出プランをチームごとに考え、発表を行いました。

対話劇では、どのセリフにも必ず意味や目的があり、言葉一つひとつに注目しながら作品を読み解いていくことが大切です。

授業では、「言葉がどのような効用を持つのか」「なぜこの人物はこのセリフを言うのか」といったことを考えながら台本を読み進めました。

熊林先生からは、自分以外のチームの作品を見て感想を言うだけでなく、「どうすればもっと良くなるか」という具体的な解決策まで考える視点を持つことで、自分自身の表現の幅も広がるとのお話がありました。

さらに、「雰囲気で演じないこと」「文章ではなく言葉を読むこと」というアドバイスもあり、各々台本上の台詞の〝言葉〟と向き合いました。

ただセリフを読むのではなく、〝生きた言葉〟として舞台に届けることの重要性を実感した授業でした。