食文化・ユーハイム神戸工場見学②

ユーハイム神戸工場での講義の合間には、
ユーハイムの美味しいお菓子をたくさん試食させていただき、
お腹いっぱいで学びもお腹も大満足でした




以下に、参加した学生からの感想を紹介します。


今までに食品工場の中に入る機会がなかったので、
最初はすごく緊張しました。
工場内に入る前に、まず作業着に着替え、45秒粘着ローラ、
エアシャワー、再び粘着ローラ、説明書に従って手洗い、
乾燥、アルコール消毒をしないと工場内に入ることができないことを
初めて知りました。

工場見学では、異物混入をしっかり予防する一人一人の意識が、
安心安全なお菓子を作るのに大切なことだと学びました。
また、本に載っている衛生管理のチェック項目が必ずしも、
その工場にとって最善とは限らず、
実際、現場で見て決めることが大事だと教えて頂きました。


洋菓子の工場見学は今回、初めてでした。
HACCPワークショップの授業の中で取り組んだことが
実際生かされていて、勉強になりました。
また、安全面だけでなく、日々、生産量が変動するので、
下準備など、時間をいかに有効に活用し、作る量のロスをしないかなども
しっかりと考えられているなと思いました。


今回の見学では普段見られない工場の内部を身近に見ることができて
とてもよかったです。CCP(重要管理点)は、その工場やシステムによって
設定を変えていることや、物事を流れ作業で行うのではなく、
一人一人が責任を持って商品を作っていることを知れて
とても納得できました。HACCPを導入することはとても大変だと思いますが、
このような工場を見学できてとても勉強になりました。


私自身が工場見学初めてで楽しかったです。
(中略)大きいミキサーやお菓子によって違うオーブンなど
普段見られないものも見させていただきました。
見学後の講義の時間でも、大学の授業では触れない部分も教えていただき、
とても有意義な時間を過ごせました。


今回ユーハイムさんの工場見学をさせて頂き、
講義では分からない現場目線でHACCPについて考えるという
貴重な経験ができました。特に、その現場ごとに合わせた臨機応変なHACCPプランの構成が
大切だという事を学びました。また、作る側からの視点で、
大学での実習とは違う大量生産の現場を見ることができたのも勉強になりました。


どの学生さんも、充実した学びの体験を得られたようですね。
食文化学科では所定の講義単位を取得した上で「HACCP・食品安全管理学」や
「HACCPワークショップ」などを受講して認定を受けることによって、
食品安全の分野で近年注目されているHACCP管理者の資格を得ることができます。

今回のユーハイム神戸工場見学の貴重な体験をしっかりと生かして、
食品の安心安全を守る人材に皆さんが育ってくれることを願っています。