長寿膳レシピの考案♪

皆さんこんにちは。助手の岡崎です。

産学連携事業で長寿のお祝い膳のレシピを考案し、その試作を行いました。

学生は班ごとに歳時の意味を調べてまとめ、お祝い膳にふさわしいメニューを考えました。

その後、2つのグループに分かれて相談し、担当教授の指導を受けながら煮物椀と八寸のレシピを決めました。お年を召した方向けなので、噛む力や飲み込む能力に合わせて選んでいただけるよう、3種類の固さ(軟菜食、やわらか食、ソフト食)の料理を作りました。

1~4班の試作品

5~8班の試作品

上の写真は軟菜食で、同じようにやわらか食、ソフト食についても作成し、ご依頼主の音羽様から来られた4名の方に試食、評価していただきました。

実際に商品として提供することを想定しての評価は厳しいものもありました。野菜一つの切り方や味付けについても具体的なご指摘をいただき、大変勉強になりました。やわらか食・ソフト食として商品化されれば、ご家族と同じものを食べられないご年配の方にも喜んでいただけるのではないでしょうか。

軟菜食・やわらか食・ソフト食という言葉も初めて聞いた1年生の取り組みで、レシピ考案は一進一退を繰り返しました。学生からは、難しかったけどいい経験になった、今回の経験を次の開発につなげたい、など前向きな感想が聞かれ、達成感を感じた人が多かったようです。

お忙しい中ご来学いただき、試食・評価くださいました音羽様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。