謝辞 (卒業生代表 HN:K.E.)

謝辞

 

春色にわかに動き始め、心躍る季節となりました。本日は、私たち卒業生のためにこのような盛大な式典をあげていただき、誠にありがとうございます。また、ご来賓の皆様、諸先生方、ならびに関係者の皆様には、ご多忙の中ご臨席を賜り、卒業生一同大変嬉しく思っております。

振り返ってみればこの4年間はあっという間で、ここ澤山記念館にて新たな生活への期待と不安を胸に、入学式を迎えたことがつい最近のことだったかのように思い出されます。



今、卒業生それぞれの胸に梅花女子大学で過ごした様々な思い出がよみがえっていると思います。私の大学生活は毎日が笑顔と学びで溢れていました。私の所属する国際英語学科は小さな学科であるからこそ縦と横の繋がりが強く、いつも親身になって相談に乗ってくださった先生方への感謝は言葉では言い表せません。また、季節ごとに先輩方や後輩を交えたパーティーを行う等、学科内の絆の強さは私の自慢でした。

2年次には、カナダへ語学留学に行き、英語だけでなく様々な国の文化を学び、国境を越えた友人をたくさんつくりました。これは本学へ入学したからこそ得られた大変貴重な経験であり、私の一生の財産です。

3年次、怪我をして入院せざるを得なくなってしまった時、授業に遅れをとらないように多くの先生方が協力してくださいました。友人たちにもたくさん助けられ、あの時の周囲の暖かい支えのおかげで今の私があると言っても過言ではありません。この場をお借りしてもう一度、心からお礼を申し上げたいと思います。

孤独な戦いが強いられる就職活動では、私たちの年度から短期集中型の特別講座が設けられ、これまで交流のなかった他学部・他学科の仲間と共に切磋琢磨しながら自分たちの進路に向き合いました。このように、学びの姿勢を徹底的に応援してくれる環境で大学生活を送れたことを改めて嬉しく思います。



本日をもって私たちは梅花女子大学を卒業し、それぞれの夢や目標に向かって別々の道を歩いていきます。その道のりは決して容易なものばかりではないと思いますが、「チャレンジ&エレガンス」という精神の下、たくさんのことを経験し、学び、乗り越えてきた私たちであれば、どんな困難にもきっと立ち向かっていけるはずです。

4年間という長い間、私たちを温かく見守ってくださった先生方、本当にお世話になりました。また、ここまで育ててくれた家族、共に笑いたくさんの思い出をくれた友人たちにも感謝の気持ちでいっぱいです。最後に、梅花女子大学の益々のご発展と、長澤学長を初めすべての先生方のご健勝とご活躍を心より祈願し、お礼の言葉とさせていただきます。

梅花女子大学 2016年度卒業生代表

文化表現学部 国際英語学科

K. E.

 

長澤修一殿