[こども学科]村上康成さんワークショップ!

7月8日(土)、絵本作家である村上康成さんのワークショップが開催されました!





当日は天気も良く、絶好のワークショップ日和!だったのですが、あまりの暑さに準備の時点でグッタリする事に‥‥

事前準備は教室の片付けの他に、村上さんと一緒にワークショップ中に使う絵の具の調合がありました。寡黙ながらも茶目っ気のある村上さんと絵の具を作る時間は楽しく、絵に関してや村上さんの趣味である釣りのお話など、様々なお話を聞かせてもらえました!



そうした準備が終わったら、いよいよワークショップがスタート! スタッフが予想していた以上の参加率に、村上さんが沢山の方に愛されている作家さんである事を再確認させられました。



今回のワークショップは「命と語る」をテーマに、黒い画用紙を様々な動物の形に切り抜き、その中にその動物が食べている食べ物を描き込む、という内容でした。「今日は絵を上手に描く事を考えず、楽しんでください。上手になんて描かないでください」「常識ある自分を捨てて」「何かに見えているのはダメ、何にも見えないように描いて」という村上さんの言葉の力か、参加者の皆さんは思い思いに、けれど迷いなく紙にハサミを入れていきます。悩んで中々作業が進まない方も中にはいましたが、皆さん共通して、楽しそうに作業をしていました。





切り出した形に対して、村上さんが何の動物か当てる、なんて流れにもなったり。村上さんは一つも当てられなくて、会場には楽しそうな笑い声が響きます。次は切り出した形に色を塗っていく作業に。ここにも参加者達の個性が出ていて、綺麗に左右対称に模様を描く人や、思うままに色を乗せていく人など、十人十色の動物達が生まれました。







ワークショップが終わり、参加者の方に感想を聞くと「難しかったけど、楽しかった」と、皆さん口を揃えて「楽しかった」という言葉を口にしていました。







楽しいながらも、命という大きなテーマを考えさせられた村上さんのワークショップは大成功で終了しました。素晴らしいワークショップを開催して下さった村上さん!本当に有難うございました!
 
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