心理学科
2017.03.22
アニマルセラピーコース新章
3月15日に、以前に私のゼミで特別講義をしていただいた鎌田祐子先生をお招きして教職員や希望した学生さんを対象とした“人と犬の関係の作り方”というテーマでのご講演を行っていただきました。
先生には来年度より、本学のセラピードッグである梅ちゃん花ちゃんの日常のお世話やトレーニングについて、学生の指導にあたっていただくことになっています。それに先立ってのご講演となったわけです。
ドッグセラピーというのはたしかに参加者の方にも喜んでもらえることが多く、実習として臨む学生もやりがいの感じられる活動です。けれどもその基本となるのは“犬の福祉”であり“人と犬の信頼感”です。それがなければ一方的に人間が犬を“使役する”ことになってしまいます。
人が動物を使役することの是非をここで議論したいのではなく、そういった一方的な“利用する”という関係の作り方では、そもそもセラピーというのは成立しないのではないか。そういったことを参加者の方には問いかけてみたかったというのが、私と鎌田先生に共通の思いです。
これまでの心理学科でのアニマルセラピーでの実績を受け継ぎつつ、より発展した『人と動物の関係』を考えていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
先生には来年度より、本学のセラピードッグである梅ちゃん花ちゃんの日常のお世話やトレーニングについて、学生の指導にあたっていただくことになっています。それに先立ってのご講演となったわけです。
ドッグセラピーというのはたしかに参加者の方にも喜んでもらえることが多く、実習として臨む学生もやりがいの感じられる活動です。けれどもその基本となるのは“犬の福祉”であり“人と犬の信頼感”です。それがなければ一方的に人間が犬を“使役する”ことになってしまいます。
人が動物を使役することの是非をここで議論したいのではなく、そういった一方的な“利用する”という関係の作り方では、そもそもセラピーというのは成立しないのではないか。そういったことを参加者の方には問いかけてみたかったというのが、私と鎌田先生に共通の思いです。
これまでの心理学科でのアニマルセラピーでの実績を受け継ぎつつ、より発展した『人と動物の関係』を考えていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
(協力:大阪ECO動物海洋専門学校 鎌田祐子先生)