学会で勉強してきました!@東大

みなさんこんにちは。心理学科の渡邊です。

先日、3月4日と5日に東京大学で開催されました『ヒトと動物の関係学会(HARs)』の学術大会に参加してきました。

http://www.hars.gr.jp/index.htm

この学会はそれほど大きな規模ではありませんが、人と動物の関係学に関する国際的な学会であるIAHAIOのオフィシャルパートナーでもあります。ちなみにCAPP活動で有名なJAHAもオフィシャルパートナーです。

初めて参加でしたので右も左も前も後ろも分かりませんでしたが、懇意にしているとある先生がいらっしゃいましたので、最初に少しお話を聞かせていただきました。学会の趣旨としては、人と動物の関係に関することであればどんなことでも扱ってOKということ、そして若手の育成を学会では重視されていること。これを大きな柱にされておられるそうです。

研究発表の内容としましては…

ドルフィンセラピーに関する研究

障がいのある子どもとのAAA

農業高校での譲渡権プロジェクト

日本文学と動物

動物館の国際比較

被災犬への支援

伴侶動物との絆をテーマにしたもの

野生動物と人間の生活にかんする研究

地域猫対策

など

そしてシンポジウムとしましては…

伴侶動物の看取りとQOL

野生動物と都市

めぼしいものだけを挙げましたが、なかなか興味深いものが多かったと思います。

と同時に感じたことが、本学で学生のみなさんが取り組んでおられる卒論のレベルであれば十分に学会発表できるということです。十分すぎるぐらいです。

もし人と動物の関係に関する調査・研究を考えておられる学生さんは、せっかく提出するのであればこちらの学会で発表されることも考えてみてはどうでしょうか。それほど大きな学会ではないにしても大事な業績の一つになると思います。

僕も…、頑張ります!(汗)

とにかく学生はウェルカムな学会ですので、年会費もそれほど高くありませんし、学会への入会や来年の大会に興味が湧いた人はご相談ください。来年は学生さんと一緒に参加してみたいですね。